もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
「母乳ってどうやって保存すればいいの?」
「どれくらいの時間保存が可能なの?」
冷凍・冷蔵・常温での母乳保存の方法を、栄養士がご紹介します。
やってはいけないNG保存例も解説いただいたので、参考にしてくださいね。
栄養士
(社)東京都栄養士会・食育栄養インストラクター
搾乳器具を使用する場合は、器具をよく洗い、消毒してから使いましょう。
搾乳器具によって扱い方が違うので、説明書をよく読んで使いましょう。
滅菌された清潔な容器に母乳専用の容器やバッグで保存しましょう。
母乳バッグなどの専用の容器は、ジッパーがついており、密閉保存ができるようになっています。また、保存したい量に合わせてサイズも選べ、搾乳した日を書き込むメモ欄もあります。
冷凍保存(家庭用冷凍庫・-15℃前後)の場合、最大6ヵ月保存ができます。ただし、低体重児には3ヵ月以内に飲ませるようにしましょう。
まずはぬるま湯で解凍します。その後、哺乳瓶に入れて湯煎で温めましょう。解凍し適温になった母乳は、1時間以内に飲ませましょう。
<この方法はNGです!>
冷凍保存で使用する母乳パックは、冷蔵保存にも適しています。
最大24時間保存が可能です。
それよりも長い時間保存をしたい場合には、冷凍保存をおすすめします。
哺乳瓶に入れ、湯煎で温めましょう。
常温や電子レンジは避けましょう。
常温保存の場合は、数時間のうちに赤ちゃんに飲ませることが前提です。消毒済みの清潔な哺乳瓶での保存が良いでしょう。
搾乳したての新鮮な母乳は、25℃以下の室温で8時間までは細菌の増加が少ないと言われています。
しかし、NICU入院児には1時間以内、健康な赤ちゃんにも4時間以内に飲ませることをおすすめします。
冷蔵母乳と同じように哺乳瓶に入れ、湯煎で温めましょう。
常温や電子レンジは避けましょう。
赤ちゃんにとっては「冷凍・冷蔵・常温」のどれが一番いいのでしょうか?
冷凍保存は、パパやママにとっては、長期間保存もできて便利だとは思います。しかし、冷凍することにより母乳の成分が変わってしまうので、できるだけ冷凍しない方が良いでしょう。
一度保存した母乳に、新しい母乳を継ぎ足すのは問題ないでしょうか?
飲み残しでなければ継ぎ足しも可能ですが、基本的には、搾乳するごとに別の容器に保存した方が衛生的です。
特に一度常温にまで戻したものは厳禁です。解凍した際に雑菌が繁殖し、そのまま冷凍することになる可能性があり、衛生的であるとは言えません。また、再冷凍により、栄養成分が変化することも考えられます。
母乳の保存方法において「やってはいけない」注意事項はこちらの5つです。
母乳の成分が変化してしまいます。
成分の変化だけでなく、赤ちゃんが飲むときにやけどをする恐れがあります。解凍する際はぬるま湯で行い、温度を上げたい場合には、湯煎を利用してください。
成分が変化するとともに、母乳が均一に温められず、これもまた赤ちゃんのやけどに繋がります。
赤ちゃんの唾液も含まれ、細菌が増殖する危険性があります。もったいないと思わずに破棄しましょう。
解凍した母乳には、除菌、殺菌成分が含まれていません。常温で放置すると細菌が増えるので、気を付けましょう。
出産予定のあるママやパパ、赤ちゃんのいるママやパパにおすすめ!
Amazonプライム会員で、所定の条件を満たすと、マタニティ・ベビー用品の「サンプル品詰合せボックス」が、実質無料でプレゼント!
※サンプル品の内容は、時期により変動。
在庫がなくなり次第終了なので、Amazon らくらくベビーにいますぐ無料登録!
\100均クリスマス特集/
2024年のクリスマスグッズが100均で登場!最新情報をチェック♪
\「冬の寒さ」対策/
防寒・防雪・冬の風邪など、100均グッズで手軽に対策!