もくじ
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妊婦歯科検診を受けたら…虫歯だらけ!?
「妊娠中に虫歯があっても赤ちゃんは大丈夫?」
「これ以上悪化させないためには?」
妊娠中の虫歯治療やセルフケアについて、歯医者さんが詳しく解説します。
監修者
むかい歯科
迎 和彦 先生
1990年 昭和大学歯学部卒
昭和大学第三歯科補綴学教室入局
1996年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生
都内歯科医院管理者(院長)勤務
2004年 大田区大森にて「むかい歯科」開業
もくじ
妊娠中は、
などの理由により、虫歯が増えやすくなる傾向があります。
虫歯は、人から人にうつる感染症です。
ママが虫歯菌をもっていると、赤ちゃんが虫歯になる可能性も高まります。
ママの口の中に虫歯菌がいると、出産後にお世話をしている中で唾液感染を起こし、赤ちゃんが虫歯を発症しやすくなります。
親から子どもへ「虫歯菌の感染ルート例」
虫歯だらけの状態をこれ以上悪化させないためには、
といった対策が重要となります。
それぞれ解説していきます。
食後はできるだけ早く歯磨き、うがい、歯間ブラシなどを行い、虫歯が進行しないようにしましょう。
「つわりで歯みがきがつらい」ときのコツ
つわりでつらいときには、
などの方法で、つらさを軽減しましょう。
どうしても歯みがきができないときでも、「うがい」だけは行うようにしましょう。
フッ素には、虫歯菌の働きを弱め、歯の表面を強くする働きがあるからです。
毎食後、フッ素配合の歯磨き粉で歯磨きしましょう。
ブラッシングした後は唾を出すのみにして、5分経ってからうがいをしましょう。
フッ素の作用を最大限にするためです。
また、虫歯菌は口をゆすぐだけでもある程度は排出できます。
食後すぐに歯磨きができないときは、最低10回程度は口をゆすぎましょう。
食べ物のカスは、歯の隙間や虫歯のくぼみなどに残りやすいので、歯ブラシだけでは取り除けないことがよくあります。
虫歯の進行を遅らせるには、それらを残さないことが必要です。
デンタルフロス・歯間ブラシは、糸を歯と歯の間に入れて左右に動かし、ゴミをかき出してくれます。
「食事の時間が長い」、「間食が多い」などの習慣があると、口の中が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯菌が増殖しやすくなります。
糖分は、虫歯菌の餌となります。
糖分を口の中に入れている時間が長ければ、それだけ虫歯が進行しやすくなります。
ただし、体調がすぐれないときは、体調が安定するまで治療を見送る場合もあります。
また、妊娠後期になりお腹が大きくなると、仰向けの治療がつらく、長い治療が受けられないこともあります。
体調に問題がなく、母体や胎児への影響がないと判断される場合には、治療を行います。
体調や妊娠週数の関係で虫歯治療が難しい場合は、歯茎の炎症を抑える薬剤、歯の消毒などの応急処置で経過を見ることもあります。
虫歯治療で行われる、
などが、赤ちゃんにどう影響するか心配な方もいらっしゃるでしょう。
それぞれの安全性について解説していきます。
また、赤ちゃんがいるお腹に防護エプロンというものを装着するので、心配なく撮影を受けられます。
そのため、体調が良ければ妊娠中はいつでも歯科治療が受けられます。
胎児の奇形に影響する可能性があるためです。
妊娠の可能性があれば、使用できない薬剤は処方されません。
比較的、妊娠中も安全であるとされているのは、アセトアミノフェンという成分の鎮痛剤です。
糖尿病、高血圧などの薬を飲んでいる場合も伝えましょう。
また、
なども重要なポイントです。
また、産後は赤ちゃんのお世話で通院時間がないという方も多くなります。その点を踏まえて通院可能かどうかも考慮しましょう。
体調に問題がなければ、産後は基本的にいつでも治療可能です。
授乳している場合は、念の為、授乳中の旨を伝えましょう。
体の回復を考慮すると、産後1ヶ月ほど空けると良いでしょう。
一度できたらまず消えない「妊娠線」。
予防のためには、妊娠初期からケアを始めることが大切です。
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