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産後1年以内の妊娠はリスクがある?
何か月空けて出産するのがいい?
産後1年での妊娠について、どのようなリスクがあるのかお医者さんに聞きました。
健康な赤ちゃんを産むには何か月あけるのがよいのか、どのようなことに注意すればいいのかも、教えてもらいました。
2013年 東京大学医学部医学科卒業
2013年 川崎市立川崎病院勤務
2015年 神戸市立医療センター中央市民病院産婦人科
現在は、日本産婦人科学会認定の産婦人科専門医として活躍中。
情報があふれ、正しい情報の選択がますます困難になっている昨今、何を信じればいいか不安でたまらない人の助けに少しでもなるよう、情報発信しています。
カナダの出産後の妊娠に関する研究では、次回の出産が1年以内の場合、どの年齢層にも妊産婦や新生児の死亡、早産のリスクの増加が見られています。
反対に次回の妊娠を18カ月(1年半)以上空けたところ、死亡や重症な合併症の発生率は0.5%に低下しています。
上記はカナダ人を対象にした研究なので、そのまま日本人に当てはまるとはいえませんが、次回の妊娠期間を考える上で参考になるといえるでしょう。
参考:BBC NEWS JAPAN 出産と妊娠の間は「1年空けるとリスク低下」=カナダ研究
産後1年以内の妊娠のリスクが高くなる理由は3つ考えられます。
妊娠・出産は体に大きな負担をかけます。
鉄や葉酸などは妊娠・出産によって消耗してしまうので、次回の妊娠までの期間が短いと十分に補われないままとなってしまい、さらに体に負担を書けることに繋がります。
また、前の妊娠・出産で増えた体重が戻らないうちに妊娠してしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高くなることに繋がります。
その他、出産や産後で起きた感染症が治らないうちに次の妊娠してしまうと、破水などに繋がるケースも。
しっかりと体を健康に整えたうえで妊娠をすることが望ましいです。
\妊娠前~産後まで摂りたい栄養素/
出産と妊娠の間が短いと、以下のリスクが高まるとされています。
次の出産までの期間が短いと、体が出産によるダメージから回復する前に妊娠することになるので、母体に負担がかかり、妊娠高血圧症候群など、母体死亡につながる様々なリスクが起こる可能性があります。
体の回復のことだけを考えれば、本当は次の妊娠までの期間はもっと長い方が望ましいです。
アメリカでは1年半以上、WHOでは2年以上空けた方がいいと言われています。
ですが、年齢的に早く産みたいと考える方もいると思います。
妊娠年齢が高くなるほど赤ちゃんの先天異常の可能性も上がるので、一概に妊娠期間を長く空けた方がいいとは言い切れません。
産後早くの妊娠を希望する場合は、産後すぐから鉄や葉酸など妊娠に必要な栄養素を補い、産後3ヶ月ほど経ってから適度な運動を取り入れ体重を戻すことを心がけるのがよいでしょう。
体の回復だけではなく、次の出産までの期間が短いと上の子の育児も大変になります。
「2人目の育児は大変」と考えるママは多いです。
下の子である赤ちゃんの世話に付きっ切りになると、
などの可能性もあります。
上の子の育児を軌道に乗せてしっかり身も心も余裕ができてから、2人目の妊娠を話し合うことも大切ですよ。
▼参考
Association of Short Interpregnancy Interval With Pregnancy Outcomes According to Maternal Age
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