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妊娠中にインフルエンザになったら、重篤化する危険が高まり、胎児に影響を及ぼすこともあります。
インフルエンザの予防接種は10月ごろからスタート。
「妊婦さんの予防接種の受け方」や、予防接種を受ける「胎児のメリット」をお医者さんが解説します。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
妊婦さんが「いつから」「どこで」予防接種をうけられるのか解説します。
通常、12月〜3月末ごろまで、インフルエンザの流行が見られます。インフルエンザワクチンは、接種後、個人差はありますが2~3週間前後で抗体がつきます。その後、3~4ヶ月ほどワクチンの働きが持続します。
※注射を受ける場合は、必ず妊娠中である旨を伝えてください。
インフルエンザワクチンは、体調の良い日に接種を受けるように調整しましょう。
インフルエンザワクチンを接種したママの赤ちゃんは、産まれた後も半年ほど、この抗体が働き、インフルエンザに感染しにくいというメリットがあります。
生後6ヶ月未満の赤ちゃんはインフルエンザワクチンを打てないので、ママから抗体をもらっておけば心強いですね。
接種箇所の赤み、腫れ、痛み、発熱、頭痛、悪寒、下痢、だるさやワクチンに対するアレルギー反応で、じんましんやかゆみが現れる場合もあります。じんましんは、通常数時間でおさまり、他の症状も2〜3日でほぼなくなります。
他にも稀にめまい、嘔吐、吐き気、一時的な意識障害、動悸、けいれん、筋力低下などが現れたという報告もあります。接種後にこのような体調に変化があった場合は、病院を受診しましょう。
免疫が低下している妊娠中は、通常の風邪でも、長引く場合があります。インフルエンザは風邪よりもはるかに症状の重い病気です。
妊娠中にインフルエンザにかかれば、多くの症状に耐えなければならなくなります。高熱、激しい咳、全身の痛み、倦怠感、頭痛などの症状が現れます。
妊婦がインフルエンザにかかってしまった場合、心肺機能が悪化し入院する危険性は産後と比較しても妊娠14~20週では1.4倍、妊娠27~31週では2.6倍、妊娠37~42週では4.7倍となり、妊娠週数に応じて増加します。
妊婦がインフルエンザに感染してしまうと、自然流産、早産、低出生体重児、不当軽量児(在胎週数から予測される体重より体重が少ない児)、胎児死亡の増加が認められています。
感染力の強いインフルエンザウイルスA型・B型は大きな流行を起こします。
そのため、妊娠中にインフルエンザが流行る時期がかかる女性やその家族は、インフルエンザワクチンの投与が推奨されます。
一度できたらまず消えない「妊娠線」。
予防のためには、妊娠初期からケアを始めることが大切です。
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