【ママ50人の体験談】妊娠糖尿病で入院しなかった!治療方法&予防策も
公開日:2023-01-20
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妊娠糖尿病になると即入院?
入院しなかったママはいる?
「妊娠糖尿病で入院にならなかった体験談」を先輩ママから伺いました。
入院に至らなかった理由や、入院にならないための予防策などもご紹介します。
妊娠糖尿病とは
妊娠糖尿病とは、妊娠中に初めて指摘された糖代謝異常で、糖尿病の診断基準を満たさない方のことを指します。
そのため、妊娠前に発症した糖尿病とは区別されます。
妊娠糖尿病になる原因
妊娠糖尿病になる原因として、
- 妊娠によるホルモンの影響
- 家族に糖尿病の方がいる
- 暴飲暴食・偏った食生活
- 日頃から運動量が少ない
などがあります。
妊娠糖尿病になるとどうなる?
妊娠糖尿病になるとお腹の赤ちゃんも高血糖になり、母子ともに様々な合併症になるリスクが高くなります。
お母さんへの影響
- 網膜症
- 腎症
- 妊娠高血圧症候群
- 羊水量異常
- 肩甲難産
赤ちゃん
- 形態異常
- 巨大児
- 心臓の肥大
- 低血糖
- 多血症
- 電解質異常
- 黄疸
- 胎児死亡
- 流産
参考:日本産科婦人科学会|妊娠糖尿病
【体験談】妊娠糖尿病で入院しなかったです!
妊娠糖尿病と診断されたけれど、入院には至らなかったエピソードを先輩ママから教えていただきました。
ママたちになぜ入院しなかったのかを聞いてみると…
- 数値がそこまで高くなかったから
- 入院をおこなっていない病院だったから
- 食事指導のみで治療したから
などの理由があがりました。
数値がそこまで高くなかったから
数値的にはそんなに高くなかったため入院したりする必要はなかったです。
原因は年齢も関係していると言われました。
(2歳と小学3年生の男の子と、5歳の女の子のママ)
入院をおこなっていない病院だったから
無自覚だったのですが、血縁者に糖尿病がいると妊娠糖尿病になる確率があがると言われた。
病院では管理入院は行ってないと言われた為、通院で妊娠糖尿病を見ていくことになった。
(3歳の女の子のママ)
食事指導のみで治療したから
長女、次女ともに妊婦健診の血糖検査で引っ掛かりました。
妊娠中ということもありますが倦怠感と異様な眠気、まれにあった動悸は妊娠糖尿病の影響だったのかなと思います。
また、胎児が大きくなりやすかったです。
もともと甘いものが好きな事もあり、ミルクティーやカフェオレなどを妊娠前はほぼ毎日飲んでいました。
また朝ご飯は食べたり食べなかったりしたので、その影響もあったかと思います。
入院に至らなかった理由は、もともとの血糖値が高いわけではなく、血糖値が下がりにくいといった部分のみの問題だったので、入院はせず食事指導のみ入りました。
(0歳と1歳の女の子のママ)
妊娠糖尿病の治療方法
妊娠糖尿病の治療方法は、大きく分けてインスリン療法と食事療法と運動療法の3つがあります。
インスリン療法
妊娠糖尿病の治療には、インスリンを使用します。
飲み薬は胎盤を通過して胎児に吸収されてしまう可能性があるため、赤ちゃんの安全性が確認することが難しいです。
そのため、妊娠中はインスリン治療のほうがより確実に血糖を下げることができます。
食事療法
病院で受ける栄養指導を参考に、食事を正しく摂ることで血糖コントロールをおこない、食後の血糖上昇を抑えます。
1日3食規則正しく適正量を食べても食後の血糖値が高い場合は、1日の食事を6回に分けて食べる分割食をおこないます。
1回の食事量を減らすことで、食後の血糖上昇を抑えることができます。
運動療法
妊娠中の運動は、血糖コントロールの改善につながる効果があります。
妊婦がおこなっても問題ない範囲の軽い運動で、高血糖の改善を目指します。
特にウォーキング、体操、ヨガ、ストレッチなど、血糖と血流を改善する有酸素運動が効果的です。
参考:国立成育医療研究センター|妊娠と妊娠糖尿病
参考:日本内分泌学会|妊娠糖尿病
【体験談】こんな治療方法をおこないました
妊娠糖尿病と診断されたママがおこなっていた治療方法を伺いました。
入院しなかったほとんどの方が、食事療法をおこなっていたようです。
食事療法をおこなった
食事療法で血糖値をコントロールしていました。
これが出来ないと入院になるかもしれないと思って、毎日どれだけ食べていいか書いてある表を確認しながら食べて、血糖値も測っていました。
(小学1年生の女の子と、小学3年生の男の子のママ)
栄養士さんの指導を受け、1日に必要なカロリーや栄養素、そして適切な量が分りました。
それまでの生活を一緒に見直して考えてくれて、私の場合はモーニングでの食べ過ぎが習慣化していた事が原因だろうと判明。
その日からモーニングは行かないように気をつけました。
また食事の順番も大切だと教わったので、食事は野菜やスープからスタートし、ご飯やパン、麺類は最後の方に控えめに、を気をつけながら過ごしました。
そのおかげで、妊娠後期の血液検査は見事クリア!
一度妊娠糖尿病と診断されると、陣痛がきて出産の間も一時間ごとに指先から血液検査をしなければならなかったのは正直キツかったですが、検査は一度も引っかかりませんでした!
(4歳と小学3年生の女の子と、小学5年生の男の子のママ)
インスリン療法をおこなった
産婦人科と内科のお医者様が協力され、インスリンの点滴措置をおこなってくださいました。
私の場合は一時的ではあったものの、しばらくは経過観察をして対処しました。
(3歳の女の子と、小学2年生の男の子のママ)
色んな治療法を並行しておこなった
食事療法、運動療法、インスリン療法などを合わせておこないました。私の場合は血糖値は食前100mg/dL未満、食後2時間120mg/dL未満を目標にしました。
ただし、妊娠中は体調によって運動をしないほうがよいときもあるので先生と相談して決めました。
(6歳の女の子のママ)
妊娠糖尿病で入院しないためにできる予防策
妊娠糖尿病と診断されたママ達が、管理入院にならないためにおこなっていた予防策を伺うと、
を実践している方が多くいました。
バランスのいい食事
お医者さんから言われたことは、「食べすぎない」、「外食を控えてください」との事でした。
妊娠中は食欲が増すので、お腹がすいたら温野菜を食べるようにしていました。
(3歳の女の子のママ)
妊娠したら赤ちゃんのためにもバランスの良い食事を心がけることが大事です。
最大の予防策は砂糖を使っているものの摂取を減らすこと、きのこや海藻類なども食事制限中よく食べました。
(0歳と1歳の女の子のママ)
適度な運動
ウォーキングなどの運動をできるだけ毎日するようにと言われ、歩くように心がけていました。
(0歳の女の子と、4歳の男の子のママ)
運動療法として、毎日20分程度のウォーキングをおこなって筋肉をつけました。
(4歳の男の子のママ)
先輩ママの体験談を参考に、健康な妊婦生活を心がけましょう。
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