【成功談】逆上がりのコツ。練習方法&教え方。腕が伸びるときは?タオルを使う練習も

【成功談】逆上がりのコツ。練習方法&教え方。腕が伸びるときは?タオルを使う練習も

公開日:2019-06-27 | 更新日:2022-09-05

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子どもにどうやって逆上がりを教えたらいいんだろう?
教え方のコツや練習方法が知りたい!

先輩ママ・パパ50に「教え方のコツ」や「成功した練習方法」を聞きました。
コツがつかめる「タオルを使った練習方法」も紹介するので、何度も試したけどダメだった…なんて方も、ぜひトライしてみてください!

練習前のチェック事項

逆上がりの練習を始める前に、以下の3点ができているか確認しましょう!

1.鉄棒の高さは合ってる?

逆上がりの練習に適した鉄棒の高さは、子供の腰から胸くらいの高さです。
とはいっても、幼児の腰から胸くらいの高さの鉄棒って意外とないですよね。その場合は近所の公園でいちばん低い鉄棒を探して練習しましょう。

2.握り方は?

ちょっと前は、“逆上がりは逆手がいい”と教わりましたが、最近では順手が主流のようです。

でも特にどちらがいいということもないので、両方やってみて子供が握りやすい方、うまく回れそうな方を決めてやってみましょう。

3.基本の姿勢はできてる?

鉄棒の近くに立って肩幅の間隔で鉄棒を握りましょう。

両足は前後に軽く開きます。肘を軽く曲げて、手首は下に向けます。

逆上がりの教え方のポイント

子どもの逆上がりの練習をするときに、先輩ママたちが教え方で「気をつけたこと」「工夫したこと」がこちら!

  • できなくても叱らない
  • 練習を無理強いしない
  • 成功イメージを持たせる
  • ポジティブな声掛けをする

できなくても叱らない

ママ
私もできるようになるまでかなり時間がかかったので、とにかく怒らない・叱らない、それから「違う!」と言わないをモットーに教えました。
気持ちで負けてしまうと逆上がりって余計にできなくなるものだと思うので…。
(2歳の女の子と5歳の男の子のママ)

練習を無理強いしない

ママ
とにかくやる気を削いでしまうと練習すらやらなくなってしまうので、無理強いはしないようにしました。
(小学2年生の女の子のママ)

成功イメージを持たせる

ママ
イメージトレーニングも大切で、YouTubeなどを見てイメージトレーニングして練習して下さい。
(4歳と高校生の女の子と、大学生男の子のママ)
ママ
工夫したことは、出来たときの事を思い浮かべて頑張らせることです。
(5歳の女の子のママ)

ポジティブな声掛けをする

ママ
ここはこうするといいよ?こうしないと!と注意ばかりしてると、気分が子供だって下がります。

なので、やればできる!あと少し!おしい!昨日より出来てる!すごい!などプラスな言葉をかけてあげています。
(小学1年生の男の子と小学3年生の女の子のママ)

逆上がりのコツ

逆上がりのコツは「脇をしっかりしめて、腕を伸ばさない」ことです。

  1. 真上に向かって蹴るイメージを持つ
  2. 「ドン!」と思い切り地面を蹴る
  3. おへそをグッと鉄棒に引き寄せる

の3つを頭に入れてトライしてみましょう。

最初は補助をしてあげながら、コツを掴めるまで何度も繰り返し練習することが大切です。

ステップ1:「ドン!」と思い切り地面を蹴る

基本姿勢で前になっている足を踏み切り足にして、鉄棒の少し向こう側の地面を思い切り「ドン!」と踏み込みます。

下に強く踏み込むことで生じる反発力を利用して体を持ち上げます。

ステップ2:頭の上の方で蹴り上げる

次に1と反対の足(基本姿勢の後ろの足)を思い切り蹴り上げます。

逆上がりができない子は前に蹴ってしまいがちですが、これでは体が回転しません。

頭の真上を蹴るイメージで大きく足を振り上げましょう。

パパ
「ここを蹴るんだよー」と蹴る位置をボールなどで確認するとイメージが掴みやすいです。

 ステップ3:おへそをグッと鉄棒に引き寄せる

蹴り上げたら、肘をさらに曲げておへそを鉄棒に引き寄せます。

最初のうちは腰を支えて補助してあげるといいでしょう。

パパ
このとき、あごが上がってしまうと回転しないので、「あごを引いてねー」と声をかけましょう。

タオルをつかった練習方法

逆上がりは、自力でできるようになるまで、大人が補助をして回転するイメージを掴むことが大切です。
そこで、90cm程度の一般的な長さのハンドタオルを補助道具として使う練習がおすすめです。

やり方としては、

  1. 鉄棒の近くに立ってタオルを腰に回す
  2. 両端を鉄棒にかけて両手で抑えるように握る
  3. 逆上がりをする

タオルを使うと、お腹が鉄棒から離れないようにタオルが補助してくれているので、驚くほど簡単に回れてしまいます。

パパ
大人の力を借りていない分、「自分でできた!」という成功の感覚がより強く持てるかもしれませんね。 

腕が伸びてしまうときのトレーニング方法

腕が伸びてしまう

逆上がりができない子には、腕が伸びきってしまうという特徴があります。

その原因は、体を持ち上げるだけの腕と背中の筋力がないこと。
筋力が備わっていないと、いくらコツがわかっていても逆上がりを成功させることはできせん。まずは必要な筋力を身につけるトレーニングをしましょう。

1.斜めけんすい

胸より下の高さの低めの鉄棒につかまり、足を前にずらして体が斜めになるようにします。胸を鉄棒に引き寄せるように腕を曲げたり、伸ばしたりします。

パパ
1セット10回で、1日2セット以上を目標に頑張りましょう。

2.ダンゴムシのぶら下がり

肘を曲げた状態で鉄棒にぶら下がります。膝を胸に近づけるように引き上げた状態でまずは5秒間キープ。

腕力だけでなく、背筋も鍛えることができるので、逆上がりに非常に有効なトレーニングです。

パパ
10秒できるようになれば合格です。

【成功談】これで逆上がりをマスター!

逆上がり

うちの子はこれで逆上がりができるようになった!

練習方法や、できるようになるまでの流れを先輩ママに教えてもらいました。

まずはぶら下がる練習から!

ママ
腹筋を鍛えることが必要なので、公園に行くたびに鉄棒にぶらさがるように促した。
鉄棒を持ち、勢いをつけて、足をあげる練習を繰り返し行わせた。
ある程度あがるようになったら、手を添えて足を鉄棒に持っていき、逆上がりの感覚を掴ませた。
(5歳の女の子のママ)

体を持ち上げる練習を繰り返した!

ママ
公園の鉄棒でまずは地面を蹴って体を上に持ち上げる動作の練習をしました。
それが出来たらお尻を持ってあげてクルッと一回転させます。ひたすら行うとコツを掴んで補助なしで出来るようになりました。
(小学2年生の女の子のママ)

回る感覚を覚えさせた!

ママ
鉄棒につかまり、足を蹴りあげある時にお尻と足を補助してくるっと回してあげることで、回る感覚を何度も覚えさせました。
徐々に補助する力を弱くすることで、自然に逆上がりが出来るようになりました。
(小学6年生の男の子と高校生の女の子のママ)

声を出しながら回る練習をした!

ママ
足がきちんと地面に着く高さの鉄棒を選び、大きな声で「チャーシューメーーーーン!」で周ります
チャーシューの時は、鉄棒を掴み助走に使い、メーン!の時に足を思い切り振り上げると、くるっと回れました。
声を出しながらやったので、逆に力が抜け良かったのかもしれません。
(小学1年生の男の子と小学3年生の女の子のママ)

手をめがけてキックする練習をした!

ママ
まず鉄棒を逆手に持ってもらい、親は向かい合うように前に立ちます。
「この手をキックしてごらん」と棒の少し上(棒を挟んで子供の体と反対側)に手をかざします

そのとき、「ひじ曲げておへそを棒に引き寄せるようなイメージで」視線も目標の手をしっかり見るようにとアドバイスします。

できてきたら、かざしている手を少しずつ上に持っていきます
まずは片足からでも良いですが、棒をしっかり握って思い切って両足をあげるように声をかけます。足が上がり始めたら、そのかざしている手で足を持ってくるんと回る手助けをします。
手をだんだん棒の真上と移動していき、足を回す補助の手も力を抜いていきます。
繰り返すうちに、手の力の使い方、足をあげるイメージが湧いてきます。練習を始めて2日くらいでできるようになりました。
(3歳と中学2年生の男の子のママ)

【失敗談】この練習方法・教え方は失敗だった…

「この練習方法・声掛けは失敗した…」という教え方も先輩ママに教えてもらいました。

体に合わない鉄棒での練習は失敗だった…

ママ
高すぎる鉄棒だと、怖くなってしまうようで、降りれなくなってしまったことがありました。適度な高さでやった方がいいと思います。
(小学6年生の男の子のママ)

できていないことばかり指摘してしまった…

ママ(困り顔)
腕!また腕伸びてる!と何回も声かけたら、拗ねてしまいました。

少しでも良くできた部分を見つけて声かけてあげられたら良かったのですが…。
(1歳と5歳の男の子のママ)
ママ
ついつい熱くなり、これがこうとか細かく言い過ぎて、本人が若干やる気を無くしてしまうような事がありました。
(5歳の男の子と小学3年生の女の子のママ)

他の子と比べてしまった…

ママ
◯◯ちゃんは、毎日練習してるよ!や、◯◯ちゃんは、頑張って練習したからすぐにできるようになったよ!など、姉妹もふくめ他の子と比較したのは失敗でした。
一気にやる気が失くなります。
(5歳と小学2年生と小学6年生の女の子のママ)

努力して手に入れた「できた!」という成功体験は、子供を大きく成長さてくれるはず。だからこそぜひ、その瞬間を味わってほしいですよね。

補助することはもちろんですが、声掛けをしたり、褒めてあげたり、時には親自身が一緒になって挑戦してみるなど、楽しみながらサポートしてあげましょう。

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