産後の過ごし方。産後すぐ~産褥期終わりまで。暇つぶしや回復を早めるためにできること

産後の過ごし方。産後すぐ~産褥期終わりまで。暇つぶしや回復を早めるためにできること

公開日:2019-10-09 | 更新日:2024-01-18

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出産直後は、「安静に過ごしてください」と言われるけど、何をして過ごせばいいのか、どこまで動いていいのかわからないママもいますよね。
この記事では、産後2ヶ月頃までの過ごし方を紹介します。

先輩ママが早く回復するためにしたことや、動けないときの暇つぶし、無理して失敗した体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

産褥期に無理は禁物!

妊娠前の状態に回復するまでの産褥期(だいたい産後6~8週間まで)にママの身体には、以下のような変化が起こります。

<産褥期の母体の変化>

  1. 子宮収縮
    出産によって大きくなった子宮が、もとの大きさに戻ること。下腹部痛を感じるのが一般的です。ママによっては「痛すぎて眠れない」こともあります。
  2. ホルモンバランスの変化
    妊娠中に分泌されていた女性ホルモンが、産後は一気に減少します。イライラ、不眠、肌荒れなどの不調が現れる場合があります。

産後のママの体に必要なのは、「ゆっくり休むこと」といわれています。絶対に無理をせず、安静に過ごしましょう。

▼詳しくはこちら
産後の子宮収縮とは。痛みはいつまで続く?促す食べ物など|医師監修
産後はホルモンバランス乱れでイライラ。いつまで?整え方も|医師監修

産後すぐの過ごし方(1~2週間目)

ミルクを飲む新生児

産後すぐは、できる限り「休養を第一」に過ごしましょう。

赤ちゃんのお世話に集中、あとは休む!

ママ
里帰りしていたので子供の事だけして、後は母に任せていた。産後1~2週間は体を回復させる生活のリズムを作っていました。
(4歳の男の子と小学2年生の女の子のママ)

赤ちゃんのお世話に専念して、家事などはできるだけ周りに手伝ってもらいましょう。

お風呂はシャワーだけ

ママ
お風呂は一ヶ月まではシャワーのみで入っていました。
(2歳の男の子のママ)

医師の許可が下りたら、シャワー入浴ができます。(産後2~3日頃からが一般的)。まだ湯船には入れません。体を温めたいときは、足湯などで乗り切りましょう。

産後1ヶ月の過ごし方(3~4週間目)

料理をするママ

休養を第一にしつつ、少しずつ体を慣らしていく期間です。

少しずつ家事に復帰する

ママ
少しずつ家事をこなすように努めました。料理は授乳もあるのでしっかりと作って食べるようにし、掃除も育児の合間にしていきました。
(2歳と4歳の男の子のママ)

ただし、「妊娠前と同じくらい家事ができるようになった」多くのママが感じるのは産後3ヶ月頃。

「家事ができない・・・」というプレッシャーがストレスになることもあります。料理は冷凍保存した食材を使うなど、なるべく身体に負担がかからないようにしましょう。

ママ
産後1ヶ月になる直前には近所へ買い物に行けるようになった。
しかし必要最低限しか外出はせず、家でのんびり過ごしていた。
(1歳の女の子のママ)

この時期の外出は、あくまでも試運転です。

産後2ヶ月の過ごし方(5~8週間目)

個人差はありますが、妊娠前と同じくらいまで回復するママも出てくる頃です。

少しずつ運動を始める

ママ
外出もするようになり、体も元にほぼ戻っていたのでストレッチをしたり、少しずつ運動がてらに子供と散歩に出かけたりしました。
(1歳と2歳の女の子と、4歳の男の子のママ)

1か月健診後、子宮が妊娠前の状態に回復していると診断されたら、徐々にエクササイズに取り組めます。本格的に運動を始めるのは「産後3ヶ月頃から」の気持ちで少しずつ始めましょう。

▼詳しくはこちら
産後の運動|体型を戻したい!いつからOK?産後スグできる運動も【医師監修】

早く回復するためにやったこと

ヘルシーな食事

産後、早く回復するために行なったことを先輩ママに聞きました。

わずかな時間も安静にする

ママ
体力が落ちていて、家事や世話をするのに体が持たなかったので、眠くなくても、横になれるときに横になって目を瞑るようにしました。
(0歳の女の子のママ)

生まれたばかりの赤ちゃんは、寝たり起きたり時間が整わないことが多いです。赤ちゃんのお世話と家事もと動いていると、ママの体の負担は大!「赤ちゃんが眠ったら、その間はママも寝る」のがおすすめです。

栄養バランスのいい食事を摂る

ママ
貧血がひどかったので、豚肉やプルーンなど、貧血にきく食べ物を積極的に食べるようにしました。
(小学3年生の女の子のママ)

産後ママにとって、葉酸・鉄分・ビタミンC・たんぱく質・カルシウムは特にとりたい栄養素。母乳育児中のママは、水分補給も意識しましょう。

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しかし、産後ママにとってご飯をつくるのは超・重労働ですよね。「とてもじゃないけど、ご飯なんて作れない」という方も多いです。

そんなときは、便利サービスに思いっきり頼りましょう。
栄養バランスのいい食材を自宅に届けてくれる「お食事の宅配サービス」を利用するのがおすすめです。

▼詳しくはこちら
産後の食事|5大栄養素とNG食品。食欲コントロールも【管理栄養士監修】

赤ちゃん便利グッズを積極的に使う

ママ
食事も作れない状態でしたが、バウンサーを購入したらそれに座らせ、足で揺らしながら、食事作りなどできるようになり、とても助かりました。
(2歳の女の子のママ)

節約ばかりしていると、全てに手間がかかっていくら時間があっても足りない!という状態に。お金をかけたくない場合は育児グッズのレンタルサービスもあるので利用してみるのがおすすめです。

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骨盤矯正に行く

ママ
骨盤矯正はやったほうがいいかなと思います。股関節が変な音がしたり、腰痛が辛かったりして結構つらいです。
(0歳と2歳の男の子のママ)
ママ
関節が柔らかいうちに骨盤矯正をしておけばよかったと思いました。ほったらかしにしていたらそのままの形で戻っていません。
(2歳の男の子のママ)

骨盤ベルト、産褥体操、ヨガなど矯正の方法は様々です。最初は「肛門と膣をキュッとしめる→緩める」を繰り返す骨盤体操から始めましょう。

▼詳しくはこちら
産後ダイエットの方法!おすすめの食事や運動で「本当に産後?」医師監修
産後の運動|体型を戻したい!いつからOK?産後スグできる運動も【医師監修】

産後動けないときの「暇つぶし」

動けないときは「休む」のが第一ですが「今日は調子がいいな」という日は何かしたくなってしまうもの。定番のテレビやスマホゲーム、育児本を読む以外の「先輩ママの暇つぶし」を紹介します。

友達に出産報告

ママ
産後の動けない間は暇でベッドで過ごしていたのでひたすら家族、友達に写真を送ったり現状報告、SNSの更新などが主でした。
(2歳の男の子のママ)

「おめでとう!出産祝いは何がいい?」と嬉しい言葉をもらえることも。

出産祝いのお返しギフト選び

ママ
出産祝いのお礼返しのリストアップ。
(1歳の女の子のママ)

最近の内祝いのギフトはどれも可愛いものばかり。「どれがいいかな」と見ているだけでもあっという間に時間がすぎてしまいます。

赤ちゃんの様子を記録する

ママ
育児日記をつけてすごしていました。
(2歳と4歳の女の子のママ)

他には、赤ちゃんのかわいい写真をとってSNSにアップするというママも。

育児計画を練る

ママ
スマホで今後着せる服を選んでみたり、メルカリで買い物したりしていた。また、お金をどう貯金していくか、電卓を使い計画たてたりしていた。
(1歳の男の子と2歳の女の子のママ)

産後に無理して失敗したこと

産後に「もう動ける!」と思って失敗したママのエピソードです。

疲れて寝ているママ

無理な外出で動けなくなった

ママ
産後1週間の時に、上の子の発表会があり、無理に出席して周りの人にも心配をさせてしまいました。顔が真っ青だったそうです。時間的には、3時間くらいだから!と思い、行きました、が、帰ってからも動けなくなり、家族にも迷惑をかけてしまいました。
(0歳と小学1年生と小学5年生の女の子と、中学1年生の男の子のママ)

この時期の外出は、想像以上に負担となることがしばしばあります。体調を崩し、再入院したママもいました。

旦那に頼れず、心身が不調になった

ママ
何もしてくれない旦那にイライラしながら勝手に泣いて過ごし、体を壊して結果また実家に帰ってしまいました。
1人で無理して溜め込まず、助けがほしくなったらすぐ言うべきだったなと思いました。
(0歳の女の子のママ)

普段家事・育児をしないパパには、些細なことも具体的にお願いすると良いケースがあるようです。

人疲れで体調を崩してしまった

ママ
義実家の家族がよく訪問してくれたり、友達が来てくれたり、嬉しい反面どっと疲れが出てしまいました。精神面も不安定だったので辛くなってしまい、二人目の時は里帰りしようと思いました。
(0歳の男の子のママ)

「来客は出来るだけ短時間にしてもらえるように、周りにお願いしたほうが良い」というママも。

産後ママは「しっかり休む」ことも仕事のひとつ。
無理のない範囲で、育児を楽しんでくださいね。

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