専門家に聞く!生後11ヶ月の理想の睡眠時間は?夜長く寝かせるポイントも

専門家に聞く!生後11ヶ月の理想の睡眠時間は?夜長く寝かせるポイントも

公開日:2022-07-25 | 更新日:2022-09-28

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。

11ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間が心配…。
どれくらい寝かせればいいの?

「生後11ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の目安」について、保育士さんに聞きました。
睡眠リズムを整えるポイントや、睡眠時間が長い・短いときの対処法も解説します。

監修者

保育士
八田 奈緒美

経歴

2012年 聖徳大学児童学科 卒業
幼稚園免許・保育士免許を取得後、幼稚園を経験し、現在保育園にて勤務
幼稚園にて、3.4.5歳児担任。保育園にて、0.1歳児担任を務める。

KAJITAKU

生後11ヶ月の睡眠時間は11~13時間

ママ
1日の睡眠時間の目安は、1〜2回のお昼寝を合わせて1日11〜13時間程度です。

この頃の赤ちゃんの特徴としては、午前寝をする子が少なくなってきます。
午後1回のお昼寝になる子が増えてくるでしょう。

ただし、これはあくまで目安であり、個人差が大きいです。
ご機嫌に過ごせているのであれば、時間は気にしなくてもよいでしょう。
早寝早起きをしっかりし、食事の時間を整えながら過ごすことを意識して過ごすことが大切です。

【月齢別】必要な睡眠時間の変遷

月齢 1日の睡眠時間の目安
0ヶ月 15〜20時間
1〜3ヶ月 15〜17時間
3〜6ヶ月 13〜14時間
6〜10ヶ月 11〜13時間
11ヶ月 11〜13時間
1歳 11〜13時間

赤ちゃんの「睡眠リズムを整える」ポイント

遊ぶ赤ちゃん

日中は…

ママ
  1. 日中は活動的に過ごす
  2. お昼寝の時間を長く取りすぎない
  3. 食事の時間を大体同じに整える

といったことが大切です。

ポイント1.日中は活動的に過ごす

ママ
午前中のうちにお散歩に出かけて、体を使って遊びましょう。
公園や芝生の上で、立って歩く・座るなど、赤ちゃん自身が体を動かすことが大切です。

日中の活動量が十分でないと疲労が足りず、睡眠時間が短くなることがあります。

ポイント2.お昼寝の時間を長く取りすぎない

ママ
お昼寝を長くとりすぎると、夜に寝かしつけにくくなります。
体調が悪くない限り、3時間以内でお昼寝を切り上げましょう。

長時間のお昼寝ではなくても、16時以降に寝ている場合は、赤ちゃんを起こして夜に備えましょう。

ポイント3.食事の時間を毎日同じ時間帯にする

ママ
食事の時間を軸にして生活リズムを作りましょう。
3食の時間を決めることで、1日の生活リズムを整えやすくなります。

また、眠るときにお腹がいっぱいだと、質のいい眠りが取りにくいです。
離乳食は就寝の3時間前には済ませましょう。

入眠前は…

ママ
  1. 薄暗い明かりの中で過ごす
  2. テレビやスマホは見せないようにする
  3. 就寝の1時間〜1時間半前までに入浴を済ませる

といったことが大切です。

ポイント1.薄暗い明かりの中で過ごす

ママ
11ヶ月頃の赤ちゃんは、だんだんと習慣が分かるようになります。
「暗くなったらそろそろ眠るんだな」とわかるように、習慣にしてあげましょう。

赤ちゃんはレム睡眠とノンレム睡眠の間隔が短く、眠りが浅くなるタイミングが多いです。
部屋の明かりや室温、湿度などが変化していると、途中でおきてしまったり再び眠りにつくことができなくなったりする可能性があるので注意しましょう。

ポイント2.テレビやスマホは見せないようにする

ママ
就寝前にテレビやスマホの画面を見ると、脳が興奮して寝かしつけが困難になります。
絵本を読んであげたり、マッサージでコミュニケーションをとったりしましょう。

ポイント3.就寝の1時間〜1時間半前までに入浴を済ませる

ママ
体が温まっていると眠気を起こしづらくなります。
遅くとも就寝時間の1時間前にはお風呂を済ませるようにしましょう。

「睡眠時間が短い」サインは?

ママ
  1. 朝起きてからずっとぐずっている
  2. おむつを替えたり食事を与えたりしても、ずっと機嫌が悪い
  3. お昼寝時間が長くなってしまう(3時間以上)

などの状態があれば、睡眠時間が足りていない可能性も考えられます。

「日中の活動量を増やす」「睡眠環境を整える」といった対策を行いましょう。

寝てくれない…どうすればいい?

  • トントンと体に触れて安心させる
  • 室温など環境を整え、眠りやすい環境にする※

 

※暖房は20度前後、冷房は28度くらいまでの設定温度にしましょう。
体調を崩すおそれがあるので、室内外の温度差は5度以内にしてください。

「睡眠時間が長い」とき、起こしたほうがいい?

ママ

赤ちゃんの睡眠時間が長くなる原因として、

  1. 疲れている
  2. お昼寝が足りていない
  3. 体調が悪い
  4. もともとよく眠る子

といったことが考えられます。

疲れている・体調が悪いといった場合を除き、朝8時までには起こしてあげましょう。

機嫌よく起こすコツは?

ママ
カーテンを開けたり、自然な生活音を出したりすると機嫌よく起こせるケースが多いです。

赤ちゃんがモゾモゾと動いたり、目が開いたりしたときは、静かに名前を呼んであげるとよいです。

睡眠時間は「赤ちゃんによって違う」

ママ
睡眠時間は個人差があり、リズムが整う時期もそれぞれ異なります。
まとまった時間の睡眠がとれなくても、個性と捉えて焦らず見守っていきましょう。

11ヶ月の赤ちゃんは、伝い歩きなどできることも増えてきます。外からの刺激もより多くなるため、睡眠時間に影響を与えることも多いでしょう。

これからますますコミュニケーションが取れるようになり、感情表現も豊かになる時期です。
楽しいことに目を向けて、育児を楽しんでいただけたらと思います。

赤ちゃんのいるママ・パパにうれしいプレゼント♪

赤ちゃん 出産祝い

出産予定のあるママやパパ、赤ちゃんのいるママやパパにおすすめ!

Amazonプライム会員で、所定の条件を満たすと、マタニティ・ベビー用品の「サンプル品詰合せボックス」が、実質無料でプレゼント!
※サンプル品の内容は、時期により変動。

在庫がなくなり次第終了なので、Amazon らくらくベビーにいますぐ無料登録!

Amazon「らくらくベビー」の詳細はこちら

※記事の内容は公開日時点の情報です。公開後の状況により、内容に変更が生じる場合があります。

\「寝かしつけ」カテゴリの特集記事/

産後うつチェック

突発性発疹から急性脳症になった話

もっちさん漫画回遊バナー

\フォロワーになってください!/

 

ツイッター・X画像

 

 

kosodate LIFEで人気の記事や育児マンガを配信中!

一緒に、妊娠・子育てライフを楽しみましょう♪