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生後3ヶ月のミルクの量はどれくらい?
なかなか飲んでくれなくて心配…
「生後3ヶ月の赤ちゃんのミルクトータル量」について、栄養士さんに聞きました。
飲ませる量の決め方や、飲み過ぎ・足りない場合の対処法も解説します。
栄養士
(社)東京都栄養士会・食育栄養インストラクター
もくじ
生後3ヶ月の赤ちゃんの1日のミルクトータル量は、800~1200mlほどになります。
1回の母乳やミルクの量は160~200ml程度で、ミルクは1日に5~6回与える上での計算です。
ただし、ミルク量は製品によって異なります。表示を確認しましょう。
赤ちゃんによっては1日のなかで比較的よく飲む時間帯と、あまり飲まない時間帯がある子もいます。
1日のトータル目安量に達していなくても、赤ちゃんが元気で体重も増えていれば問題ありません。
また、上記に加えて
という場合は、ミルクを飲ませすぎている可能性があります。
体重が増えない、頻繁にミルクを欲しがる、赤ちゃんに元気がない場合は、ミルクが足りていない可能性があります。
赤ちゃんは空腹になると
のようなサインを見せます。
「母乳のみ」の場合、授乳回数に制限はありません。
赤ちゃんによっては15回以上授乳する場合もあります。授乳間隔に関しては、ミルクのあとは3時間以上あけましょう。
飲み方のパターン | 1回当たりのミルク量 | ミルクの間隔 |
完全 ミルク |
1回200ml程度 |
|
混合① 母乳メインで足りない分はミルク |
1回200ml程度 |
|
混合② 朝のみ母乳、日中~夜はミルク |
1回200ml程度 |
|
※混合①=ほぼ母乳(3回以上)で足りないときに粉ミルクで補充
※混合②=ほぼ粉ミルク(3回以上)で数回母乳
また混合で一回に飲む量が少ない場合、母乳とミルクを交互に飲ませましょう(1回目母乳→2回目ミルク→3回目母乳…等)。
その際、製品に記載された量のミルクを作って飲ませるとよいです。
赤ちゃんの1日の体重増加が15〜20gであれば、問題ありません。
体重増加が著しい、吐き戻しがみられる、おなかが張って苦しそうにする、便秘と下痢を繰り返す場合には、ミルクの量を減らすようにしましょう。1回分を20ml程度減らしてみましょう。
ミルクを減らす場合は、ミルクを欲しがったら外へ出かけるなどして、赤ちゃんの気を紛らわすとよいでしょう。
平均よりミルクの量が少なくても1日の体重増加が15〜20gであれば、問題ありません。
体重が増えていない、赤ちゃんに元気がない場合は、ミルクが足りていない可能性があります。ミルクの1回分を20ml程度増やしてみましょう。
なぜ?「ミルクを全然飲まない」
赤ちゃんがミルクを飲まない場合、下記のような原因が考えられます。
・味覚が発達し、味の好みが出ている
ミルクメーカーにより、ミルクの味は違います。赤ちゃんの味覚が発達し、味の好みが出ている可能性があります。
・乳首のシリコンの硬さやにおいに敏感になっている
乳首の穴の形や出てくる量が合わないと、飲みにくいと感じるようになります。
・反射がなくなる
生後まもない赤ちゃんは、口に触れたものに吸いつくという反射があり、たとえお腹があまりすいていなくても、乳首を口元に近づけると、乳首をくわえて母乳を飲むことができます。
しかし、この反射は生後3~4か月でなくなると言われています。そのため自分のペースでミルクを飲むようになってきます。そういったことから、飲みが悪くなったように感じるかもしれません。
赤ちゃんのミルクについては、育児書通りにいかないこともよくあります。
そんな時には、赤ちゃんのおなかが空くまで少し時間を空けてみたり、他の家族にミルクを飲ませてもらったりするのもよいでしょう。
親も赤ちゃんも、まだミルクに不慣れな時期は、ちょっとしたことで悩んでしまいがち。焦らず、時間をかけて、根気強く続けてみてくださいね。
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