初穂料は何と言って渡す？タイミング＆渡し方。そのままはアリ？

初穂料を渡すときは何て言えばいいの？
渡すタイミングは？

先輩ママ50人に「初穂料をどのように渡したか」について聞きました。

渡すときの言葉の添え方や渡すタイミング、知っておきたいマナーについても紹介します。

初穂料を渡すタイミングは2パターン

初穂料を渡すタイミングは、一般的に「祈祷前」と「祈祷後」のどちらかです。

祈祷前に社務所で渡すことが多いですが、祈祷後に受け付けている神社もあります。

初穂料を渡すタイミングが分からない場合は、参拝する神社のホームページで確認するか、事前に連絡して聞いておくと安心です。

初穂料は、何と言って渡すのが礼儀？

初穂料はお宮参りや七五三などで祈祷をしてもらう際に「神様への謝礼」としてお渡しするものです。
神前にお供えするものなので、お渡しする際の言葉としては「お供えください」「お捧げいたします」などが適切と言えます。

ただし、決まりがあるわけではないので、極端に失礼な言い方でなければ問題ないでしょう。
先輩ママ・パパにアンケートをとったところ、祈祷前に受付で「よろしくお願いします」と言って初穂料を渡したとの声がほとんどでした。
特別かしこまった雰囲気ではなく、自然な流れで受け取ってくれることが多いようです。祈祷後に渡す場合は、「ありがとうございました。こちら初穂料です」など、感謝の言葉を一言添えてお渡しするとよいでしょう。

ご祈祷の前に受付の方に「本日はよろしくお願いいたします」と言ってお渡ししました。
「ありがとうございます。お預かりいたします」と言って受け取ってもらいました。
（5歳の女の子のママ）

ご祈祷の前に神社の社務所へ行き、受付の方に「本日、お宮参りのご祈祷をお願いします」と言って初穂料を渡しました。
（小学2年生の男の子と中学3年生の女の子のママ）

ご祈祷の前に渡しました。
何と言っていいかわからず「あの、これを」と曖昧な感じで差し出しましたが、「はい」とスムーズに受け取ってくれました。
（0歳の男の子と4歳の女の子のママ）

失敗しない！初穂料の渡し方マナー

初穂料を渡す際は、

• 初穂料をのし袋に包む
• のし袋を袱紗に包む
• なるべく綺麗なお札を選ぶ

などすることで、より丁寧な印象となります。

「のし袋」に包む

初穂料を渡すときは、そのままお財布からお金を取り出すよりも「のし袋」に包んだ方が丁寧です。
のし袋に包む場合は、事前に初穂料の金額を調べておきましょう。

初穂料は、神社のHPを見て金額を確認しておき、蝶結びののし袋に入れました。
（2歳の女の子のママ）

のし袋を「袱紗」に包む

のし袋を袱紗（ふくさ）に包んで持参するとより丁寧な印象となります。

初穂料は、のし袋にお金を入れて袱紗に包んで持参しました。
お渡しするときは袱紗を外し、のし袋のみお渡ししました。
（小学2年生と中学3年生の女の子のママ）

袱紗がなかったので、赤い布でのしを包んで持ち歩き、渡す時は布から出して渡しました。
（3歳の女の子と6歳の男の子のママ）

なるべく綺麗なお札を選ぶ

用意するお札は、新札でなければならないという決まりはありませんが、なるべくシワの少ない綺麗なお札を選ぶとよいでしょう。
余裕があれば、新札を用意しておくとより丁寧です。

新札ではなかったですが、できるだけ綺麗なお札を包みました。
（0歳と2歳の男の子のママ）

この他、先輩ママからは失礼のないように「渡すときに両手を添えた」「綺麗な所作を心掛けた」といった声が聞かれました。
最低限のマナーを守りつつ、できる範囲で丁寧な渡し方ができるとよいですね。

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