もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
「子どもの前歯が茶色い…これって大丈夫?」
「対処法はある?」
子どもの前歯が茶色い原因や、自宅で落とせる・落とせない汚れの見分け方を紹介します。
歯の変色の原因を子ども自身で判断するのは難しいため、子供の歯が茶色くなっていることに気づいたら歯医者を受診するようにしましょう。
監修者
むかい歯科
迎 和彦 先生
1990年 昭和大学歯学部卒
昭和大学第三歯科補綴学教室入局
1996年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生
都内歯科医院管理者(院長)勤務
2004年 大田区大森にて「むかい歯科」開業
子どもの前歯が茶色くなる原因として…
が考えられます。
歯の変色の原因別に、「見た目の特徴」と「ホームケアで落とせるかどうか」を表にしました。
原因 | 見た目の特徴 | ホームケアで落とせるか |
着色汚れ | 茶色っぽい線が入っている/全体がくすんでいるような色 | 落とせることもある |
虫歯 | 茶色/黒い穴が見える/歯の隙間が茶色・黒など | 落とせない |
神経が死んでいる | 歯が1本だけグレーがかっている | 落とせない |
エナメル質形成不全 | 部分的に色が違うところ(白、茶色、黄色っぽいなど)がある | 落とせない |
着色汚れとは、お茶やチョコレート、カレーなどの食品の色素で歯に色がつき、それが残ってしまう汚れのことです。
以下は、着色汚れがつきやすい食品です。
着色汚れが残っているということは、それだけブラッシングが足りていないということでもあります。
着色汚れは虫歯にはなりませんが、そのままにしておけばさらに着色が重なって、さらに歯の色が悪くなります。
虫歯ができやすい口腔環境になっている可能性もあるので、早めに歯医者で診察することをおすすめします。
歯科で「着色汚れ」か「虫歯」かの診療も受けられます。
軽い汚れは、ガーゼ磨きや歯ブラシで取れることもあります。
着色が濃い場合は歯科での洗浄が必要です。
子どもに使う「歯磨き粉」は
がおすすめです。
※泡が立つと磨けている気になってしまうため
食後にキシリトールガムを噛んで、着色を残さないようにするのもよいでしょう。
歯医者では、スケーリング、エアフロージェットクリーニングといった方法で、歯の表面を磨き、汚れを取ります。
虫歯は、歯が虫歯菌に侵され、溶かされている状態をさします。
虫歯になっている歯の色は部分的に茶・黒色などになります。
甘い食べ物を食べたり、甘いジュースを飲んだりした後に、それらが歯に残っていると虫歯の原因になります。
虫歯が進行して、神経まで到達すると痛みを発症します。
治療しなければ、虫歯は歯を溶かし続け、最終的には歯がなくなってしまいます。
乳歯でも長い間虫歯を放置していると、下で作られている永久歯に影響が及んで、「永久歯が小さい」、「色が白くない」といった状態になることがあります。
虫歯が原因で茶色くなっている場合、色を落とすことはできません。
歯科での治療が必要です。
虫歯の進行を少しでも遅らせるために、フッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう。
フロスを使って磨き残しを減らすことも必要です。
キシリトールガムを噛むのもよいでしょう。
歯医者では、虫歯を削って詰め物や被せ物を行います。
神経が死んでしまうと、歯に栄養が送られなくなるので、歯が灰色~茶っぽい色に変化します。
神経が死んですぐよりも、時間が経過して徐々に色の変化が現れることが多いです。
虫歯が神経まで到達した場合や歯を強く打ちつけたりすると、神経が死んでしまうことがあります。
神経が死んだ歯は脆くなります。
虫歯によって神経が死んだのであれば、虫歯が進行して歯を壊し、最終的には歯がなくなります。
外傷の場合は、歯にヒビなどが入っているとそこから虫歯になってしまうことが多いです。
家でできる対策としては、歯を強くするためにフッ素入りの歯磨き粉を使用することをおすすめします。
キシリトールガムも歯を強化してくれます。
神経が死んだ歯は、歯医者で特殊なホワイトニングをしなければ白くなりません。
歯を削って神経の残骸を取り除き、薬を入れて行う方法です。
通常は成人向けの治療であり、保険適用外です。
エナメル質形成不全とは、歯を形成している物質(エナメル質)が元々不足しているために、歯の色が部分的に変わってしまう病気です。
乳歯は胎児の時から作られていますが、その時に栄養不良などが起きると歯のエナメル質が形成不全を起こして発症します。
乳歯が虫歯に侵されていると、永久歯も形成時にエナメル質形成不全を起こすことがあります。
その部分は、エナメル質がなく弱いので放置していると虫歯になりやすいです。
エナメル質形成不全が原因の場合、歯の変色は落とせません。
家でできる対策としては、歯の強化をしてくれるフッ素入りの歯磨き粉の使用や、キシリトールガムなどがおすすめです。
歯医者では、プラスチックのカバーをつけて補強します。
また、軽度の場合は、フッ素塗布を行なって歯を強くします。
歯磨きで取れない歯の汚れがある場合は、一度歯科を受診して治療が必要なものでないか確認しましょう。
歯は早期治療で通院回数、治療内容ともに軽くなることが多いです。
特に虫歯などは進行すると麻酔の注射や歯を削る範囲が広くなるなど、子どもへの負担も大きくなります。
セルフケアで取れない汚れや虫歯などは、歯の専門医、歯科で治せます。
ご自宅でよくならない歯に関することは、相談してみましょう。
タブレット学習でどんどん進む!
「すまいるぜみ」なら、小学校入学までに身につけたい、ひらがな・カナカナ・時計・数字・図形など10分野が学べます♪
\100均クリスマス特集/
2024年のクリスマスグッズが100均で登場!最新情報をチェック♪
\「冬の寒さ」対策/
防寒・防雪・冬の風邪など、100均グッズで手軽に対策!