【子どもの歯科矯正の費用】保険適用になる?安く抑える方法は?

【子どもの歯科矯正の費用】保険適用になる?安く抑える方法は?

公開日:2021-09-07 | 更新日:2022-11-16

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「子どもの歯科矯正にはいくら必要?」
「なるべく安く抑えたいのだけど…。

歯医者さんに、子どもの歯科矯正にかかる費用について聞きました。

監修者

むかい歯科

迎 和彦 先生

経歴

1990年 昭和大学歯学部卒
昭和大学第三歯科補綴学教室入局
1996年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生
都内歯科医院管理者(院長)勤務
2004年 大田区大森にて「むかい歯科」開業

KAJITAKU

子どもの歯科矯正は「ほとんどが自費診療」

先生(男性)
歯科矯正は子どもであっても大人であっても、(一部の症例を除いて)公的な保険が適用されない自費診療となります。

なぜ保険が適用されないの?

先生(男性)
通常、歯科矯正は病気ではないとみなされ、“見た目を整える治療”と考えられるため保険は適用されません。

これは、美容整形などと同じ考え方です。

例外的に保険適用になるケースも

先生(男性)
先天的な顎の変形、疾患による咬合異常などの場合は、歯科矯正に保険が適用されるケースもあります。

この場合は、大学病院等での顎の骨の外科手術を必要とする症例に限られます。

初回の相談料金は?

先生(男性)
虫歯などの病気を相談するわけではないので、初回であっても基本的に保険適用外となります。

ただし中には歯科矯正相談は無料としている医療機関もあり、料金設定は医療機関によって様々です。

歯科矯正の初回カウンセリング料を設定している場合は、医療機関のホームページなどに記載されているケースが多くあります。

相談してみたい医療機関が決まったら、連絡を取って直接聞いてみると良いでしょう。

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子ども歯科矯正の費用はどれくらい?

先生(男性)
歯科矯正の費用は保険が適用されず、自由診療が基本となります。そのため比較的軽度で期間が短いものでも10万円以上となるでしょう。高額の歯科矯正では、費用が150万円ほどかかる場合もあります。

歯科矯正の箇所が少ない、比較的症状が軽い場合は、期間が短くなることが多いです。

一方で、

  • 大きく歯列を動かす必要がある
  • 治療に長期間を要する
  • 目立たない矯正装置をつけたい

といったケースでは、高額になることが多いです。

続いて、矯正をスタートする時期ごとに費用の目安を解説していきます。

第1期治療からスタートする場合

乳歯と永久歯の両方が生えている混合期に行う矯正を、1期治療といいます。永久歯が生えるスペースの確保や、骨格改善、癖の改善、歯列などに対して治療を行います。

3歳〜10歳頃までのお子さんが多いです。

治療法 費用の目安 期間の目安(個人差あり)
床矯正装置 10〜40万円程度 1〜2年
拡大装置 10〜40万円程度 1〜2年
マウスピース 矯正 10〜60万円程度 1年程度

第2期治療からスタートする場合

2期治療は、永久歯に対して行う矯正です。
1期に終わらなかった部分の矯正や、噛み合わせ対応を行います。大人の歯列矯正と同様の内容です。

永久歯が生え揃っている12、13歳頃に行う治療です。

治療法 費用の目安 期間の目安(個人差あり)
ワイヤー矯正(表) 20万円〜100万円 1年半〜2年程度
ワイヤー矯正(裏) 30万円〜150万円 1年半〜2年程度
マウスピース矯正 50万円 1年〜2年程度
部分矯正(ワイヤー) 全体:50万円
前歯中心:15〜80万円
半年〜1年程度

歯科医院ごとに費用は異なる

先生(男性)
通常、歯科による歯列矯正は自由診療枠です。そのため、料金は各医療機関によって異なります。

内容やサービスも異なることがあるので、よく確認してから受けましょう。

できるだけ費用を抑える方法はある?

できるだけ費用を抑える方法には、

  • 早めに治療する
  • 複数の歯科医院を比較検討する
  • 支払い方法を選択する
  • 医療費控除制度を利用する

などがあります。

それぞれ解説していきます。

① 早めに治療する

矯正でも全体矯正、部分矯正では金額が異なります。早めに治療を開始して、矯正範囲を歯列の一部だけで済ませられれば、費用を抑えられます。

② 複数の歯科医院を比較検討する

矯正治療は、保険適用外のため医療機関によって料金に差があります。複数の歯科医院で相談を受ける、事前にホームページを確認するなどして比較検討しましょう。

③ 支払方法を選択する

矯正はローンクレジットカード払いが使えることが多いです。分割払いは、利息はつきますが月々の支払いは少額で済みます。また、クレジットカード払いにしてポイントを貯められる場合もあります。

④ 医療費控除制度を利用する(※条件あり)

医療費控除とは、自分や家族の医療費が1年間に10万円以上かかった場合に、確定申告をすることで税金の一部が還付される制度です。

歯並びが悪いことで噛み合わせに問題が出るなど、特定の条件を満たしている場合、医療費控除の対象となります。見た目の美しさを追求するなど治療の場合は対象外です。

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