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子どもの健康診断で「尿蛋白」が陽性に…!
原因は何?
改善するにはどうすれば?
「親ができる対処」をお医者さんに聞きました。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
子どもの場合は、検査で確認される多くは一時的な一過性の蛋白尿や、体位性・体質性の蛋白尿ですが、蛋白尿が出た場合は、定期検査をして腎機能低下が起きていないかをチェックするのがおすすめです。
一過性の蛋白尿は、激しい運動や発熱の後、脱水などの症状があると起こります。これらで出る尿蛋白は、一過性のものなので心配はありません。
体位性蛋白尿といい、痩せ型の子どもに多く見られる蛋白尿があります。病気ではなく、治療は必要ありません。
痩せているために、立ち姿勢で腎臓が圧迫され起こると考えられています。体を動かした後の尿に蛋白尿が認められます。
<腎炎>
むくみ・倦怠感・頭痛などが出るが、自覚症状がないことも多いです。その場合は、学校健診などで、尿蛋白と血尿が一緒に見つかります。放置して「腎不全」につながると、高血圧・貧血・むくみなどが起こり腎機能の悪化による症状が懸念されます。
<ネフローゼ症候群>
尿中に多量のたんぱくが排泄され、血液中のタンパク質が減少し、水分が血管の外に出てしまい、尿量低下・むくみ・腹痛・嘔吐などといった症状が現れます。
蛋白尿が出ているということは、「腎臓に負担をかけている」ということです。腎臓の負担を軽減するためには、タンパク質を必要以上には摂らない治療が必要になることがあります。しかし、タンパク質は体を作るのに必要なものなので、自己判断で減らすのは大変危険です。また、むくみがあるときは、塩分調節も必要になります。医師と相談して、食事内容を決めていきましょう。
また、しっかり休養をとり、体に疲れを残さない必要があります。病院で運動量が決められる場合もあるので、こちらも担当医と相談をしましょう。
まずは小児科の診察を受けましょう。
再検査で、蛋白尿が出ない場合は、一時的なものとして様子見や経過観察となります。
「ネフローゼ症候群」の場合は、入院をして、ステロイドや免疫抑制剤などの薬物治療やたんぱく質や塩分を調整した食事療法などが行われます。
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