妊娠中、ずっと体調不良でしんどい…。
つわりで生きるのがつらい。
先輩ママ50人に妊婦の「体」と「心」のつらさを軽減する方法を聞きました。
旦那さんの妊娠への理解を深めるためにやっていたことも必読です。
妊婦の「ココがつらいよ」ランキング
妊娠生活に疲れた…。
先輩ママたちに「妊娠中につらかったこと」に聞いてみると…。
第1位「体調不良」がつらい!
腰痛に頭痛、便秘やむくみ、立ちくらみなどなど・・・。
妊娠してからは、体調不良のオンパレードだったという方も。
本当に体調のトラブルにあいました。
こんなにも妊婦ってつらいのかって感じてしまう日々を送っていたのを思い出します。
(2歳の男の子と小学6年生の女の子のママ)
第2位「つわり」で生きるのがつらい
つわりが酷く、食べづわりだったため、何か胃に物が入っていないと、吐き気が酷く、起き上がることさえままならなかったです。
さらに匂いづわりも入っていたため、ご飯が炊ける匂い、お風呂の蒸気の香りもダメになり、強い芳香剤のあるトイレでは、吐き気との戦いでした。
(0歳の女の子のママ)
食べたら吐くし、食べなくても吐いてしまう…。
「まるで悪夢のようだった」というママも。
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2021-03-17
つわりで生きるのがつらい…どうすればいいの?悩むプレママのために「つわりで生きるのがつらいときの乗り越え方」を先輩ママに教えてもら...
第3位「思うように動けない」のがつらい
つわりの時期も辛かったけれど、後期は何をするにも「よっこらしょ」と言いながら立ったり座ったりの動きが大変でした。
階段は下が見えないので踏み外しそうで危なかったし、足の爪が切れなくなり助けてもらっていました。
(高校2年生の男の子のママ)
お腹も大きくなってくると、日常生活を送るのさえしんどくなります。
第4位「体重管理」がつらい
妊娠後期、やっと体調が落ち着いてきた頃に体重管理で悩まされました。
検診の度に注意されるのも、運動もたいしてできないし、でもお腹は空くし、とにかくストレスでした。
(0歳の男の子のママ)
食べたいのに体重制限で食べられないのがつらかったというママも。
第5位「仕事を続ける」のがつらい
子育てをしている人が少ない会社だったので、あまり手伝ってくれることもなく、理解も少なくつらかったです。
「少しくらい気を使ってくれたらいいのに」と思いました。
(1歳の男の子と4歳の女の子のママ)
残業が続いたり、立ちっぱなしだったり、妊娠中に仕事を続けるのは一苦労。
中には、「お腹の赤ちゃんが心配で、精神的にもつらかった」というママもいました。
妊娠中の「体」のつらさの乗り切り方
妊娠中の「体のつらさを乗り切る方法」を先輩ママに聞いてみると…。
- つらいときはとにかく休む
- 適度に体を動かす
- 宅配サービスを利用する
- 妊婦用骨盤ベルトを使う
- 抱き枕を使う
- 腰を温める
- 妊婦向けの整体・マッサージに行く
などの声があがりました。
①つらいときは…とにかく休む!
「疲れたらしっかり休む」は基本です。
妊娠中は無理は禁物。休めるときは、遠慮せずに休みましょう。
少しでも横になることで、また動けるようになったり、むくみが良くなったりするので、大事だったと思います。
(0歳の男の子のママ)
腰が痛くなったらすぐに休むようにしていました。
どうしようもなくしんどいときは、家事をお休みしていました。
(1歳の男の子と4歳の女の子のママ)
②適度に体を動かす
少し動くだけで体がだるくなるので、体力をつけるために軽くですがウォーキングやストレッチをしていました。
(1歳の男の子と4歳の女の子のママ)
体がダル重かったり、肩こりや腰痛に悩まされていたので、YouTubeでB-LIFEのマリコさんのヨガをしていました。
一回15分程度の動画でマタニティ向けのもあるので気軽にできました。
(2歳の男の子のママ)
適度な運動は気分転換にぴったり。外出はできなくても、「元気なときは家の掃除をして体を動かしていた」というママも。
※妊娠中の運動は医師に相談してから始めましょう。
③宅配サービスを利用する
つらいときは、便利サービスに頼りましょう!
後期は体が重くて買い物などもきつかったので、宅配サービスを利用しました。
重いペットボトルやかさばるトイレットペーパーを玄関まで運んでくれるのはとても助かりました。
(2歳の男の子のママ)
買い物には行けなくなったので、生協とネットスーパーを活用しました。
特に生協は美味しい冷凍食品や、野菜を切っていれるだけで簡単に調理できる冷凍味付き肉などが便利です。
(2歳の双子の女の子のママ)
生協の「パルシステム」は、食材を玄関先まで届けてくれるのはもちろん、時短で作れるミールキットも取り扱っています。
お腹が大きくなったり、産後赤ちゃんのお世話が始まると「近くに買い物にいくのもしんどい」という事態になることも多いです。今のうちから使い慣れておくことをオススメします。
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④妊婦用の骨盤ベルトを使う
トコちゃんベルトというベルトを、すると凄く楽になりました。
骨盤が緩くなったりしていたので、トコちゃんベルトは常につけていました。
(4歳の女の子と1歳の男の子のママ)
トコちゃんベルトをして腰痛が和らぐようにしたり、腹巻きをしたり温かい飲み物を飲んで体を冷やさないようにしたり寝ました。
(0歳の女の子のママ)
※医師に相談してから着用しましょう。
⑤抱き枕を使う
妊娠後期は特に坐骨神経痛がひどかったので、寝るときに楽な体勢をとれるような抱き枕を買って、負担を和らげるようにしていました。
(1歳の男の子のママ)
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⑥腰を温める
温めるといいって聞いたので湯たんぽを使って腰の痛みなどのつらさを和らげていました。
(1歳の男の子のママ)
⑦妊婦向けの整体・マッサージに行く
お腹が大きくなるにつれて腰痛や坐骨神経痛が出てきたので、妊婦さん向けの整体(整骨院)を産院から教えてもらって通っていました。
理学療法士さんからアドバイスをもらうのは勿論、マッサージしながらの雑談も体と心のリフレッシュになりました。
(0歳の男の子のママ)
妊娠中は身体を思うように動かせないので、妊娠中でも受けられるマッサージやリラクゼーションを何度か受けました。
血行がよくなることで肩こりや腰の痛み改善にもつながりました。
(3歳の女の子のママ)
妊娠中の「心」のつらさの乗り切り方
妊娠中の「精神面での負担」を減らすためにやっていたことを先輩ママに聞いてみると…。
- 不安な気持ちを言葉にする
- 気が済むまで泣く
- 出産のイメトレをする
- 「やりたいことリスト」をつくる
- ベビーグッズを探す
- 気分転換にお出かけする
などの声があがりました。
①不安な気持ちを言葉にする
旦那さんはもちろん、友達や両親、助産師さんや病院の先生など、「理解してくれる人」を探して、話してみましょう。
妊娠出産を経験した友人や親に話しました。
ここがつらい、こんなのありえない!という話を経験者にすることで、共感してもらえたり、話すだけでスッキリしたりしました。
(0歳の男の子のママ)
ツイッターでマタニティアカウントを作成しました。
近い週数の妊婦さんをフォローしたら、悩みを共感してもらえたりアドバイスをくれて心強かったです。
(2歳の男の子のママ)
一人で抱え込まずに、話を聞いてもらいましょう。少しは気持ちが楽になりますよ。
周りに頼れる人がいない方は、地域で行われているマタニティ教室に参加する、SNSを通じて同じ境遇のプレママを探す、ノートに書いて吐き出してみるのもおすすめです。
②気が済むまで泣く
とにかく我慢せず泣きまくる。
旦那には心配されますが、気が済むまで泣くことで泣いた後スッキリするし、溜め込めよりはだいぶ気持ちが楽になりました。
(2歳の男の子のママ)
③出産のイメトレをする
SNSで出産エピソードをたくさん調べたり、YouTubeで呼吸法を調べたりしました。
イメージトレーニングをして、少しでも不安を和らげるようにしました。
(0歳の女の子のママ)
④「やりたいこと」をリストアップする
「これを乗り越えたら、○○したい!」と未来を想像してみましょう。
「つわりが終わったらホテルビュッフェに行く」「ベビー用品を手作りする」など、妊娠中にやりたいことをリストアップしていました。
(0歳の女の子のママ)
赤ちゃんが産まれたらやりたいことを想像しました。
出産ブログを見ることで、赤ちゃんに会える楽しみなどが出てきて、精神的にも楽になりました。
(1歳の男の子と4歳の女の子のママ)
⑤ベビーグッズを探す
ベビーグッズを買いに出かけてワクワク気分になることで、精神面のつらさを軽減できたと思います。
(1歳の女の子のママ)
ネット通販でウインドウショッピングするだけでも、「不安な気持ち」から「楽しみな気持ち」に変わったというママも。
おすすめは、世界の人気ベビーグッズが集まる「ダッドウェイ」の公式通販。
抱っこ紐でおなじみの「エルゴベビー」などの定番商品はもちろん、カラフルで可愛い「ワクワクしちゃうベビーグッズ」が勢ぞろい!
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⑥気分転換にお出かけをする
体調が良い時に、短時間でも、ランチなど外に出ると気分転換になりました。夏に屋形船で花火を見たことが思い出です。久しぶりの外出で気持ちが晴れました。
(高校2年生の男の子のママ)
ずっと家に引きこもっていると精神的にもまいってしまいます。
体調がいいときは、外の空気を吸いにお出かけするのもおすすめです。
妊娠中は「うつ病」が起こりやすい
妊娠によって女性ホルモンが大きく変化すると、脳がストレスに耐えるための抵抗力を低下させます。
ストレスを処理しきれなくなった脳が機能不全に陥ると、物事をネガティブにとらえる傾向が強くなります。
そうすると、「お母さんになるんだからあれもやらなきゃ」と無理をする、一人で抱え込んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。
この状態が“うつ病”です。
妊婦さんの場合、ストレスが多く、周りのサポートが足りていないときにうつを引き起こしやすいと言われています。
「全部やらなきゃ」から「やらなくてもいいか」へ
自分の周りの環境を家族と一緒に見直して、「今はやらなくてもいいか」や「周囲に何をサポートしてもらえばいいか」などを整理しましょう。
こうした環境調整をすることがうつ病治療の第一歩になります。
旦那さんにつらさを理解してもらう方法
つらい妊娠期間を乗り切るために、旦那さんの理解は不可欠!
旦那さんの協力を得るために、どうやって「妊婦のつらさ」を伝えたらいいのか、先輩ママたちに聞きました。
男性でもイメージしやすい例えを使う
妊婦特有のつらさを、例えを使って旦那に話すようにしていました。
例えば、お腹が重たくてつらいときは、「このお米がおなかにずっとのしかかっているんだよ!重いでしょ?」とか。
お米を食べたくない・気持ち悪いときは、「油物食べて満腹のところに油物の香りがしてくる感じ」など、イメージしやすいように話していました。
(0歳の男の子のママ)
体験しないとなかなか理解できない妊婦のつらさ。
具体的に話してあげると伝わりやすいです。
アプリで体調の変化を共有する
アプリを使って、妊娠週数によって母体の体調がどの様に変化するかを一緒に見て理解を深めてもらいました。
(0歳の女の子のママ)
プレママ・パパ教室に参加する
市がやっているパパママ教室に参加しました。
妊婦体験では、体の負担を理解してもらえる事ができました。
教室に行って、他のプレパパさんがお風呂掃除を毎日しているという事がわかり、その日から毎日お風呂掃除をしてくれるようになりました。
(1歳の男の子のママ)
身体的にも精神的にもしんどい妊婦生活。
不安や悩みは1人で抱え込まず、つらいときは周りの人に頼りながら過ごしましょう。
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