もくじ
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妊娠中でもおしゃれしたい!
でも、ヘアカラーとかパーマってやってもいいの?
お医者さんに、お腹の赤ちゃんへの影響や、気をつけるポイントを聞きました。市販のカラー剤の使用についても解説します。
北里大学医学部卒業
横浜市立大学臨床研修医を経て、横浜市立大学形成外科入局
横浜市立大学病院 形成外科、藤沢湘南台病院 形成外科
横浜市立大学附属市民総合医療センター 形成外科
横浜栄共済病院 形成外科
2014年 KO CLINICに勤務
2021年 ルサンククリニック銀座院 院長
を経て2024年JUN CLINIC横浜 就任
形成外科、美容皮膚科、皮膚科、外科など様々な分野を担当。
学会、大学病院、研究施設などへのアプローチ発表など、常に手を尽くして研究を行っている。
女性目線で、きめ細やかなケアと笑顔で診療することを心がける。
執筆を通し、様々な経験に基づいた根拠ある情報の提供を行う。
毛染めやヘアカラーは、化粧品に分類されます。皮膚の内部にまでは浸透しません。そのためヘアカラーは「妊娠しているからといってできない」というものはありません。
妊娠中のヘアカラーは「問題ない」という研究結果がほとんど
国立環境研究所エコチル調査コアセンターと宮城ユニットセンター(東北大学)と共同で行った調査では、母親の妊娠中の化粧品等のパーソナルケア製品(※1)の使用と新生児の先天性腎尿路異常との関連は見られなかったという報告があります。
(※1)日用品のうち、身体の手入れに用いられる製品。エコチル調査では、パーソナルケア製品として、抗菌石鹸、制汗剤、香りの強い化粧品、マニキュア、ヘアカラー、日焼け止めを対象
▼参考
「ジアミン」というアレルギーを引き起こす成分が、毛染めには含まれています。市販品のヘアカラーにも配合されています。ジアミンのアレルギーは、急に発症しますので、配合されていないものを使用するしか避ける方法はありません。
皮膚のただれやかゆみ程度ならまだ良いのですが、アナフィラシキーショックを引き起こしてしまうと、重度のアレルギー症状により呼吸困難、意識障害などでママと胎児ともに危険があります。
先輩ママに聞いてみると、妊娠中は
でヘアカラーを楽しんだ方が多いようです。
どちらも「肌が痛みにくい」「プリンになりにくく頻繁に染め直す必要がない」ため、妊娠中にはおすすめのヘアカラーといえるでしょう。
出産前には、自分の好きなカラーを最後に楽しんで欲しいと思います。
しいて言うならば、地毛に近いカラーにしておくと、産後美容院になかなか行けなくても、目立たないかと思います。
(0歳と小学1年生の男の子、5歳と小学3年生の女の子のママ)
美容院で「地肌につかないように」とオーダーするのもおすすめ
地肌にカラー剤があまりつかないように美容師さんに頼むのもおすすめです。
地肌をクリームで保護してくれたり、地肌につかない塗り方をしてくれるといった対処をとってくれることが多いです。
市販のカラー剤は、一般の人でも色むらなく染められるように、薬剤が強めです。その分、肌荒れの原因になります。
美容室に行く際は、以下のポイントに気をつけましょう。
妊娠初期など、お腹が目立たない場合は、妊婦だと美容師さんが気づかない場合もあります。自分から一言伝えて、姿勢や体調が悪くなった際にはスムーズに対応してもらえるようにしましょう。
万が一のときにすぐ対処するため、美容室に行くときは、「母子手帳」と「保険証」を持ち歩きましょう。
カラー、カット、パーマと美容室でお願いすると長時間の施術となる場合が多いです。全てを1日で行わずに、何回かに分けて施術を受けるのも良いですね。
長時間動けない姿勢は、妊娠中はつらいものです。動いて良いときは動いて、楽な姿勢をキープしましょう。妊娠後期になると仰向けがつらいことがあります。シャンプー台で角度をつけずに施術してもらう等の配慮をしてくれることがあるので、美容師さんに相談しましょう。
においに敏感になる人もいます。美容室はいろいろな匂いが混ざっているので、気分が悪くなる場合も考えられます。マスクをつけたり、美容師さんに頼んでにおいの少ない席を案内してもらうなどの対策をとりましょう
しかし、妊娠すると体調に変化が出る人が多くいます。皮膚が妊娠前より敏感になっている人は、パーマ液やカラーリングの薬剤でかぶれたり、肌荒れを起こしたりしやすくなります。赤み・かゆみが出た場合は、途中でもやめたほうが良いでしょう。
妊娠でトイレが近くなる人もいます。トイレへの道を確保しておきましょう。
妊婦さん向けの美容室クーポンや、妊娠中のママ歓迎の美容院もたくさんあります。ぜひ、妊娠中もオシャレを楽しんでくださいね。
▼参考
国立医薬品食品衛生研究所 安全性予測評価部 既存化学物質毒性データベース
一度できたらまず消えない「妊娠線」。
予防のためには、妊娠初期からケアを始めることが大切です。
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