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妊娠中は「おなら」に関する悩みを抱える方が多いようです。においが気になる方、おならが止まらなくなってしまう方、おならが出なくてお腹が張ってしまう方など、人によって悩みはさまざまです。
この記事ではお医者さんに、妊娠中のおならに関するお悩みの対処法を聞きました。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
妊娠中におならが臭くなった、回数が増えたという人は意外に多くいます。
妊娠中は、ホルモンバランスの影響があり、便秘になる人が多くいます。また、妊娠すると子宮が大きくなり腸を圧迫します。腸は圧迫されると動きが悪くなってしまい、便秘気味になってしまうことがあります。
便秘になると、腸内に長く便が停滞します。便は、不要物の塊ですから有害物質によるガスを腸内に充満させてしまいます。これが、おならの元になります。
おならの臭いは、腸内環境を表しています。腸内環境が良ければおならは臭くないものもあります。腸内環境を改善するには、善玉菌を増やさなくてはなりません。
肉類ばかり食べていると悪玉菌が増殖します。野菜を豊富に摂り、乳酸菌の含まれている乳酸菌飲料や納豆、ぬか漬けなどをとりましょう。また、オリゴ糖を乳酸菌と一緒に摂ると善玉菌を増やすのに役立ちます。
便秘の解消には、水分補給と規則正しい生活、トイレ習慣をつける必要もあります。朝起きたら、水分と朝食をとり、トイレに行く習慣をつけましょう。
腸内でガスが充満していると、おならがたくさん出てしまうことがあります。
ぬか漬けや味噌、ヨーグルトなど乳酸菌の多いものや発酵食品が多い食事がおすすめです。緊張していると空気を吸う機会が多くなり、お腹にガスがたまりやすくなります。リラックスできる環境を整えましょう。
また、発泡している炭酸水を飲んだり、しょっちゅうガムを噛んだりすることもガスが溜まりやすいので避けましょう。
おならが出ないというときには、お腹周辺をマッサージしたり、押したりしたいところですが、妊娠している人はそれができません。子宮や胎児の負担となる場合がありますのでやめてください。
腸の動きが良くないことが原因としてあげられますので、適度に動くようにしましょう。また、冷えがあると便秘や下痢といった排便のトラブルにつながりやすくなります。冷えがある人は、体を温めるようにしてください。なお、リラックスすると腸の蠕動運動は活発化します。暖かいお茶やぬるめのお湯にゆっくりつかってみてはいかがでしょう。
また、特に排便環境で注意が必要なのは、女性の場合、便意を我慢してしまうことです。せっかく便意を感じても、会社や家庭でも、人がいると排便しにくいと我慢してしまう人がいます。このような我慢は、腸内で便の水分がなくなり、頑固な便秘になる原因です。リラックスできる排便環境作りも必要です。
ただしいきみ過ぎると痔の原因になるので気を付けましょう。つらい便秘やおならは、腹痛になったり、ストレスの原因になったりすることもあります。便秘が辛い場合は、医師に相談して便秘薬を処方してもらいましょう。
また、出産後も出産で起こる傷口の関係や、妊娠出産に伴い腹筋が減少することで便秘になりやすい人が大勢います。おならが出ると感じたら、早めに対応して腸内環境を整え、便秘とおならの悩みのない妊婦を目指しましょう。
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予防のためには、妊娠初期からケアを始めることが大切です。
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