もくじ
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妊娠中に風邪を引いてしまったら、どうすれば?
「風邪薬を飲んでもいいの?」
「お腹の赤ちゃんに影響はない?」
と心配になってしまいますよね。
お医者さんに、妊娠中の風邪対処法や病院に行く目安を聞きました。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
もくじ
まずは慌てず、体を温かくして安静にしましょう。
消化によい食事をとって、こまめに水分補給をしましょう。
風邪薬は、自己判断で飲むのは避けてください。必ず医師・薬剤師の指示に従いましょう。
妊娠している際に風邪(かぜ症候群)に感染しても、ほとんどが自然治癒していく疾患です。風邪をひいたなと感じたら、早めに休暇をとりましょう。
柔らかく煮た野菜のスープやおかゆ、白身魚や鶏のささみなどです。加熱してあるものが良いです。煮物や蒸し物などが良いでしょう。
熱いもの・冷たいものも胃腸への負担となります。
こんなときは…
食欲がない場合は、消化の良いものをゆっくり食べるようにしましょう。
妊娠中は推奨されていない成分も多くありますので、薬を飲みたい場合は医療機関で処方を受けるのがよいでしょう。市販薬を使用しなければいけないときにも、薬剤師・医師に確認をしてから服用しましょう。
もしも誤って薬を飲んでしまったら、すぐにかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。
ただし念のため、全て主治医に相談の上で服用しましょう。
イブプロフェンやアスピリンなどは避け、アセトアミノフェンを使うのがおすすめです。
漢方薬は効き目が穏やかなイメージがありますが、漢方薬も“薬”です。漢方薬だから妊娠中も安全というわけではないので、他の市販薬と同じように使用したい場合は、薬剤師や医師に相談してください。
妊娠初期の高熱には注意が必要です。37度台であれば、数日様子を見て快方に向かえば問題ないですが、38度以上の発熱となった場合は、一度、病院を受診しましょう。
妊娠中期以降は、赤ちゃんのベッドである「胎盤」が出来上がる頃には、体温は徐々に高温期より下がり、36.6度からそれ以下になります。ただ、個人差もありますので、妊娠中期以降に36.7度以上あっても、体調が悪くなければ問題ありません。
体調が悪い場合には、一度、病院を受診しましょう。
妊娠初期は胎児の器官が作られています。妊娠初期に母体に高熱が続くと胎児の奇形や神経管欠損といったリスクが高まるとされています。
また、胎児は胎盤を通じて、母体や羊水などに自身の熱を出し、体温を調節しています。
しかし、母体が発熱すると羊水の温度もあがり、胎児は熱を外に出せなくなり、体内に熱が蓄積します。何日も母体に熱が続くと胎児にも影響が出る可能性があるとされています。
38度の熱がでたら、なるべく早く近くの内科を受診しましょう。
医師には必ず妊娠していることを伝えて、解熱剤や咳止めといった症状に合った薬を処方してもらい悪化を避けましょう。
咳だけ続くと「お腹の赤ちゃんは苦しくないのかな」と不安になることもありますよね。咳そのものが原因で赤ちゃんに悪影響があることはありません。
咳がつらいときは、部屋の湿度を上げて、咳を和らげましょう。
などの方法をとるとよいでしょう。
激しい咳が続く場合は、母体の体力が消耗して、子宮を縮小させ、お腹に張りや痛みが出る場合がありますが、咳だけが原因で流産や早産を招くことはないといわれています。しかし、肺炎を併発していると妊婦の場合、重篤化しやすいので入院が必要になる場合があります。
医療機関では、沈咳薬(咳止め)を処方してもらえます。必ず妊娠していることを伝え、妊娠中でも使用できる薬をもらいましょう。
妊娠中は免疫力が低下しているため、風邪が治りにくいことがあります。
風邪のような症状が長期間続く場合は、風邪以外の病気が隠れている可能性があります。
症状が続く場合は、医療機関を受診して診察をうけましょう。
といった症状が出ている場合は、病院を受診してください。
鼻水・鼻づまりが良くならない・鼻が詰まって頭がぼーっとするといった場合には、アレルギー性鼻炎や急性副鼻腔炎を発症しているかもしれません。耳鼻いんこう科を受診しましょう。
咳が続いている場合は「咳ぜんそく・肺炎・結核・肺癌」の可能性があります。2週間以上経っても咳が続いている場合は、内科・呼吸器科などの病院を受診してください。
嘔吐・下痢があるときは、細菌やウイルス感染による胃腸炎や食中毒といった病気も考えられますので、内科を受診し検査、治療を受けましょう。
▼発熱・嘔吐・下痢の場合は…
▼咳が続く場合は…
▼鼻づまりがつらい場合は…
妊娠中は、
のような症状に特に注意が必要です。
必ず病院を受診してください。
切迫流産、切迫早産、常位胎盤早期剥離などが考えられます。
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