シングルマザーの子育てがもう限界…。
仕事や家事との両立がつらい!
先輩シングルマザーの「子育て術」を紹介します!
「余裕がなくてイライラしてしまう…」「お金がカツカツで大変!」そんなお悩みをもつ方は必読です。
あるある!シングルマザーの子育ての悩み
“シングルマザーならでは”の悩みを先輩シンママに聞いてみると…。
お金がカツカツ!
給料日前にお金がカツカツでなくなってしまう時です。上手にやりくりしているつもりですがいろいろな部分で出費が多いです。
(2歳の女の子と4歳の男の子のママ)
お金がカツカツで習い事や部活動をさせてあげられないこと。
(大学3年生の女の子のママ)
お金に余裕がないと子どもに我慢をさせてしまうことも多く、心苦しさを感じている方が多くいます。
ついイライラしてしまう
余裕がないとイライラしてしまう。
ケンカになってしまった時、お互いに逃げ道がない。
(1歳の男の子と小学6年生の女の子のママ)
「何もかも一人でやらなければ!」と心に余裕がなくなり、子どもにあたって自己嫌悪になってしまうママも。
負担が自分一人にのしかかってくる
自分自身が体調を崩したときに、洗濯、ご飯作り、子供をお風呂に入れるなどの家事をするのがしんどかった。
(小学5年生の男の子と小学6年生の女の子のママ)
体調を崩しても頼れる人がいないため、「負担が全て自分にのしかかってきてつらい」という声もありました。
とにかく時間がない
昼も夜も働き詰めで休む間がない。
子供とゆっくり過ごす時間をまとまってとる事ができず、あまり向き合えていないと感じる。
(5歳の女の子と小学4年生の男の子のママ)
働くのに一生懸命で子供との時間が十分に取れていないと感じるのもストレスになります。
(3歳の女の子のママ)
フルタイムで仕事をして、休みの日は溜まった家事を片付けて…と過ごしていると時間がいくらあっても足りませんよね。
シングルマザーの子育てのお悩み相談
よくあるシングルマザーのお悩みに先輩ママが答えてくれました!
お悩み1「子どもとの時間がなかなか取れない…」
家事は必要最低限。
今の世の中の便利なものを有効に使っています。
(2歳と8歳の男の子のママ)
洗濯しながら、皿洗いしながらだと、ゆっくり聞けないことがあります。
夕食の時は、ゆっくり話を聞くように心がけています。子ども達も夕食の時は、お母さんに報告する時間だと認識しています。
(小学1年生と小学3年生と小学6年生の男の子のママ)
宿題をみてほしい、本を読んでほしいなど、子供からの要望は、家事や仕事が忙しくても必ず手を止めて受け入れること。
(小学1年生の女の子のママ)
イベントは大袈裟に祝っています。
お金は少ないかも知れませんが、質を大切にしています。
(小学4年生の男の子のママ)
普段時間を十分にとってあげられない分、イベント事は大切にしているというママもいました。
お悩み2「余裕がなくてイライラしてしまう…」
ケンカになってしまったり、イライラしてどうしようもない時は、正直に伝えてお互い違う空間で少し時間を置く。
そのうち気持ちが落ち着いて仲直りできます。
(1歳の男の子と小学6年生の女の子のママ)
同じ境遇のママ友とおしゃべりして励まされることが多く、自分もがんばろうと思えました。
(高校2年生の男の子のママ)
一人の時間を確保することです。
1~2ヶ月に一度くらいのペースで仕事を半日だけ休み、図書館で本を読んだり、気になっていたお店でランチをしながら、自分の頭の中をリセットしたりしています。
心のゆとりが生まれ、子供と向き合うことがより出来るようになりました。
(中学3年生の女の子のママ)
お悩み3「母子家庭への偏見がつらい…」
簡単に言えば、十人十色。すべての人が自分と同じ考えではないし、反対意見もあるのはわかっているので、何を言われようが真に受けないようにしています。もちろん、アドバイスは素直に聞くようにしています。
(中学2年生の男の子と高校3年生の女の子のママ)
可哀想、大変そう、と思われますし、言われますが、その通りです。何もいう必要ないなと思います。自分が幸せならいい。子どもが楽しそうにしていたらそれでいいと思って乗り越えています。
(2歳の女の子のママ)
「再婚は?」と聞かれることはたまにあります。「今のままで私は十分幸せですから」と、笑顔で答えるようにしています。多種多様な考え方が認められつつある昨今、結婚していること=正しい生き方だとは思っていません。
(中学3年生の女の子のママ)
お悩み4「身近に頼れる人がいない…」
私が体調不良で育児ができないときは、児童相談所の一時保護を利用させてもらいました。
(小学4年生と中学1年生と中学2年生の子のママ)
最近はファミリサポートだけでなく、子ども食堂やフードバンクなどボランティア活動の方がいるのでお願いしています。
(5歳の男の子のママ)
普段から自分のことは自分でできるように、身支度、洗濯物を畳むなどいろいろお手伝いをさせていたので助かった。
(小学5年生の男の子と小学6年生の女の子のママ)
「家事を“遊び”としてとりいれて、一緒にやる」ことで子どもとの共通の時間を確保しているという声も。
お悩み5「お金がカツカツ…」
最近、支出の見直しをしました。
子供の医療費か免除になっている自治体もあるので高い医療保険は必要ありません。
自動車保険もネット保険で充分です。格安SIMに変えることも手軽にできる節約方法です。
公共施設でやっている子供向けの体験イベントや休日一緒にお菓子を作ること、家にあるもので工作をするなど、お金をかけずに楽しむ方法は沢山ありますよ。
(小学校2年生の男の子のママ)
児童手当・児童扶養手当は手を付けずに貯金しています。
ある程度の預金にたまったら、定期預金など容易におろせないところに預け入れてしまいます。
(中学3年生の女の子のママ)
仕事とは別に時々、スマホを使いアンケートを答えたりして
ポイントを稼ぎ、少しでも貯蓄に回せるようにしています。
(4歳の男の子と小学2年生の女の子のママ)
「子育て支援制度」を活用しよう!
先輩シングルマザーがおすすめする、国や地域で行っている子育て支援制度はこちら。
- 児童扶養手当
- 医療費助成制度
- ファミリーサポート制度
- 育成手当
- 病児保育
- 子ども食堂
- 子育てボランティア
- 地域で行っている資格取得の講習
などなど…。
利用できる制度は最大限に利用しましょう!
児童扶養手当
収入に応じた額を手当てとして支給して頂けるのは、収入が下がった時に、特に有難みを感じます。
(中学3年生の女の子のママ)
児童扶養手当を受け取るには、申請が必要です。忘れると受け取れないので注意しましょう。
医療費助成制度
医療費は親も無料になります。うちは下の子供が20歳になるまで親も無料なので、市町村に確認してみるとよいと思います。
(中学2年生の男の子と高校3年生の女の子のママ)
ファミリーサポート制度
送迎から預かりなど、忙しいママが助かる支援があります。
地域によって異なるので、連絡して聞いてみると良いと思います。
(高校2年生の男の子のママ)
育成手当
東京都は、育成手当てなるものがあり、国の支援制度にプラスで貰えるので有難い。
(小学2年生の女の子と小学6年生の男の子のママ)
病児保育
1日利用しても2000円、看護師、保育士もいるので助けていただきました。
(小学1年生と小学3年生と小学6年生の男の子のママ)
子ども食堂
最近全国的に広まった子ども食堂です。
月一回程度ですが、栄養のあるご飯を地域の人と食べることができ、地域交流にもなっています。
(小学1年生と小学3年生と小学6年生の男の子のママ)
子育てボランティア
小さいころは子育てボランティアで、お預かり会員さんに学童のお迎えから、習字に送ってもらったりして、会社帰りに間に合わないときに手伝ってもらいました。
(小学2年生の女の子と小学6年生の男の子のママ)
地域で行っている資格取得の講習
役所などがしているのですが、シングルマザーの方が今後のお仕事を幅広くする為に、資格を取る為の講習をしてもらえるそうです。いくつもある中から自分が取得したい内容を無料で教えてくれます。託児もついているそうです。かかるのは教科書もしくは資料代くらいだそうです。
(5歳の男の子のママ)
ここで挙げたものはあくまで一例です。
地域によって内容が異なるので「住んでいる地域+シングルマザー+手当」などで検索してみてくださいね。
または、地域の役所に行って直接話を聞いてみてもいいでしょう。
「仕事」と子育ての両立のコツ
「仕事と子育ての両立のために工夫していること」を先輩シングルマザーに聞いてみると、3つのコツがありました。
- オン・オフをきっちり分ける
- スケジュールを立てて仕事をする
- 子どもを優先できる職場で働く
1.オン・オフをきっちり分ける
家に帰ったら仕事のことは忘れるようにしています。
(小学6年生の男の子のママ)
仕事のことは家に持ち込まず、子どもと過ごす時間を大切にしましょう。
2.スケジュールを立てて仕事をする
仕事の段取り、時間配分を考え、忙しい時は昼休みをつぶしたりして、定時帰宅するようにしています。
(中学2年生の男の子と高校3年生の女の子のママ)
3.子どもを優先できる職場で働く
仕事の種類を時期に応じて変えていました。子供と居なければならない時期には、あまりお金にならなくても在宅ワークを選んだりしていました。
(高校2年生の男の子のママ)
子どもの成長にあわせて職を変えていたというママもいました。
「家事」と子育ての両立のコツ
仕事と子育てでなかなか家事に手が回らないこともありますよね。
「家事と子育てを乗り切るために意識したこと」を先輩シングルマザーに聞いてみると、3つのコツがありました。
- 子どもに手伝ってもらう
- 家事は最低限だけやる
- 朝の時間に夕飯の準備をする
1.子どもに手伝ってもらう
遊びの延長線上で子どもに家事を手伝わせています。
(3歳と4歳の女の子のママ)
洗濯物を畳む、しまうなど、子どもでもできることはどんどん手伝ってもらいましょう。
すぐに即戦力になってくれますよ。
2.家事は最低限だけやる
家事は最低限の事はしますが気を張らずにのんびりしています。何でもやろうとしすぎないようにしています。自分が疲れてしまうので…。
(小学6年生の子のママ)
あれもこれもやろうとすると、自分に余裕がなくなってしまいます。
「今日はこれだけやる!」と決めたら、それ以外はできなくてもOKと考えましょう!
3.朝の時間に夕飯の準備をする
朝早めに起きて、夕食の下準備をするようにしている。
(小学6年生の女の子のママ)
夜、仕事から帰ってきてから子どもを寝かせるまでの流れがスムーズになります。
子育て中のイライラ解消法
子育て中、どうしてもイライラしてしまうこともありますよね…。
そんなときの「イライラを上手に発散させる方法」「イライラを溜めないためのマイルール」を先輩シングルマザーに教えてもらいました。
思いっきり泣いて発散!
イライラしてしまったときは子供が寝た後に映画を見て思いっきり泣きます。
家事とかは一回後回しにして映画を見ることでストレス発散になります。
(3歳の女の子のママ)
外に出て気分転換!
家にこもっているとどうしてもイライラしがちなので、外食したりドライブに行ったり、親子で外に出て気分転換しています。
(2歳の女の子のママ)
好きなことをする時間をつくる!
とにかく自分の時間を作ってあげること。子供も大事だけど、ママも大事です。
自分の趣味などに没頭してください。
(1歳の男の子のママ)
一日1回は自分を褒める!
1日ひとつ、自分のことを必ず褒めてあげる。
寝る前に親子で発表し合えたら更に良し!
(1歳の男の子と小学6年生の女の子のママ)
子どもが生まれたときのことを思い出す!
イライラした時は、子供達が生まれた日のことを思い出すようにしています。
今や口答えをするようになった娘や息子の天使のような姿や自分が母になった時の喜びを思い出し、イライラをしずめています。
(小学5年生の男の子と中学2年生女の子のママ)
「何もしない日」をつくる!
何もしない日を作ることが一番でした。
掃除も洗濯もご飯も。出前やコンビニを利用し、洗濯掃除は次の日でも大丈夫と割り切って、その日はゴロゴロ子供とゆったり過ごします。
すると次の日には家事や子育て、仕事が楽しみになりました。
(0歳と2歳と小学3年生の女の子と、小学4年生の男の子のママ)
先輩シングルマザーからのアドバイス
最後に、先輩シングルマザーからのエールをおくります。
母親の「これだけはブレないぞ!」っていう目標を持つこと。
それによって強く生きる気持ちが芽生えると私は確信しています。
(高校1年生と大学3年生の女の子のママ)
他人と比べても意味はないから、自分たちが楽しく満足できる方法で毎日乗り切ることが大事!
みんな一緒!
(2歳の男の子のママ)
困ったときは一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、甘えてもいいんです。
「子どもと一緒に成長していこう!」という気持ちで毎日を過ごしましょう!