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「妊娠線を消したい!」
そんな悩みを持つ産後ママへ。
なかなか消えない妊娠線、どうやったら少しでも目立たなくできるのでしょうか。
お家でできるケアから、病院で行う治療まで、看護師さんに聞きました。
「妊娠線をこれ以上濃くしないための対策」も。
監修者
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
看護師
細野 理恵
妊娠線は、皮膚の内部にある「真皮」と「皮下組織」の破壊によっておこります。
一度断絶した「真皮」と「皮下組織」は、自然には元通りになりません。
また、元の状態にする方法は、確立されていません。
こまめに保湿する習慣をつけましょう。保湿力の高いクリームやローションがおすすめです。
出産直後は、まだ皮膚も敏感です。使用するクリームは、かぶれないか試してみてから使いましょう。
エステでも、マッサージとして妊娠線を消すコースが提供されているお店もあります。セルフケアがなかなか難しいという方は、医師と相談の上、検討してみてもよいでしょう。
病院で行う治療として、妊娠線をケアする方法もあります。
主に、
の2タイプです。
※通常、全て保険適用外になります
治療時期などは、体調が戻ってから医師と相談して進めましょう。
レーザー治療の中でも、“妊娠線に効果がある”といわれているのがフラクショナルレーザーです。ニキビ跡が目立つ皮膚などに使用されている治療方法です。
▼施術の痛みレベル
軽くヒリヒリする方もいます。
▼副作用
赤み・腫れ・炎症・浮腫・点状の出血・水疱・色素の変化
▼費用の目安
自由診療で、約30,000円〜くらいですが、照射範囲・医療機関によっても異なります。医療機関に事前に確認することをお勧めします。
こちらもニキビ跡が目立ち皮膚などに使用されている治療方法です。
▼施術の痛みレベル
比較的痛みは少ないです。痛み止めを塗布してから施術をすることもあります。
▼副作用
赤み・腫れ・内出血・乾燥
▼費用の目安
自由診療で、約20,000円〜くらいですが、施術範囲・医療機関によっても異なります。医療機関に事前に確認することをお勧めします。
▼施術の痛みレベル
ほとんど痛みを感じません。ピリピリと感じる場合があります。
▼副作用
かゆみ・ピリピリ感
▼費用の目安
自由診療で約5,000円〜くらいですが、施術範囲・医療機関によっても異なります。医療機関に事前に確認することをお勧めします。
▼施術の痛みレベル
麻酔をして行うことが多いので、あまり痛みを感じず施術を受けることができます。個人差はありますが、一瞬、針を刺したような痛みが生じる方もいます。
機種によっては痛みが軽減あれているものも多くあります。
▼副作用
赤み・水疱・腫れ・かゆみ
▼費用の目安
自由診療で約200,000円〜くらいですが、施術範囲・医療機関によっても異なります。医療機関に事前に確認することをお勧めします。
ゴシゴシ洗い・ゴシゴシふきは、乾燥の原因になります。また、着る物にも気をつけましょう。ベルトや腰回りを締め付けるものは、避けた方が良いでしょう。
次回の妊娠時は、妊娠初期から意識してクリームやローションを塗るとよいでしょう。妊娠線は、お腹周りに意識が行きますが、胸にできる人もいるので、胸も合わせてケアしておくといいですね。
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