子どものお小遣いはいつから?平均額&”金銭感覚が身につく”ルール例も
公開日:2021-08-24
| 更新日:2022-11-16
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そろそろ子どもにお小遣いをあげようかな…。
皆いつからいくら上げてるの?
子どもにあげるお小遣い、悩みますよね。
「お小遣いをあげ始めるタイミング」や「平均額」、「与え方のルール」について、先輩ママ・パパ50人に聞きました!
子どものお小遣いはいつからあげた?
先輩ママ・パパに、子どもにお小遣いをあげ始めたのはいつかを聞いてみると…。
(アンケート:「子どもにお小遣いをあげ始めたのはいつからですか?」先輩ママ・パパ50人に聞きました)
「小学校へ入学したタイミングであげ始めた」というケースが一番多い結果に!
ママ・パパが子どもにお小遣いをあげ始めたキッカケも教えてもらいました。
子どもにお小遣いをあげ始めた
年少さんから始めました。
子どもがお金に興味を持ち始めたのがキッカケです。
実家や義実家に行くと祖父祖母がお小遣いをくれるようになったので、家でもお小遣いシステムが生まれました。
(3歳の女の子のママ)
年中さんからあげ始めました。
お金の大切さ、使い方などを早いうちから身につけてもらうためです。
我が家は報酬型なので、自主的にお手伝いをしてほしい、報酬を得る喜びを知ってほしいという気持ちもありました。
(5歳の女の子のママ)
小学1年生からあげ始めました。
欲しいものを買ってもらうばかりではなく、限られた金額内でやりくりすることや、欲しい物のために貯めておくことを覚えて欲しかったためです。
(小学4年生の女の子のママ)
小学3年生であげ始めました。
学校のクラスのお友達がお小遣いをもらっているという話を聞いたからです。
また、お金の大切さや数え方も理解してきたので、そろそろあげても良いなと思いました。
(小学校3年生の女の子のパパ)
初めてのお小遣いの平均額
先輩ママ・パパに、初めてあげたお小遣いの金額を聞いてみると…。
(アンケート:「子どもへの初めてのお小遣いはいくらでしたか?」先輩ママ・パパ50人に聞きました)
一番多かったのは100円以下というケース。
4割以上の人が500円以下からお小遣いを始めていました。
小学校高学年以上からあげ始めている場合は、1000円以上の金額からスタートすることもあるようです。
報酬制?定額制?どのあげ方がいい?
お小遣いの与え方は、大きく分けて4つのパターンがあります。
- 定額制(決まった金額を決まった周期であげる)
- 報酬制(お手伝いなどをしたらその都度あげる)
- ポイント制(お手伝いなどをしてポイントが溜まったらあげる)
- 必要なときだけ渡す
先輩ママ・パパ50人に、どの方法であげているか聞いてみると…。
お小遣いルールで多いのは「定額制」「報酬制」
(アンケート:「子どものお小遣いはどんなあげ方をしていますか?」先輩ママ・パパ50人に聞きました)
定額制と報酬制の家庭がほぼ同数という結果に!
なかにはいいとこ取りで「毎月の定額にプラスして、報酬制も取り入れている」という家庭も多くみられました。
それぞれの方法に、どんなメリット・デメリットがあるのかを聞いてみました。
「定額制」のメリット・デメリット
メリット
- 使い方の計画を立てやすい
- カレンダーを意識するようになる
- 大人が管理しやすい
- 予算を超えることがない
デメリット
- お手伝いなどに積極的になりにくい
- 使いきるとおねだりが始まる
- お友達と比べて金額が小さいと劣等感になる
- 溜まるまで時間がかかるため、大きな金額のものを買うのが難しい
\こんなご家庭におすすめ/
倹約を心がける家庭にはおすすめです!
定額制はきちんと毎月計画的に使う訓練になりますし、コツコツ貯金をする考えも生まれやすいです。
(中学1年生の男の子のママ)
「報酬制・ポイント制」のメリット・デメリット
メリット
- お手伝いや勉強に積極的になる
- お金の価値・大切さを学べる
- 目標に向けて頑張る力がつく
デメリット
- 報酬が無いと動いてくれなくなる
- 「またお手伝いすればいいや」と無駄遣いをする
- 「◯◯するからお金ちょうだい」といつもねだられる
- お手伝いや勉強の成果の確認・管理が手間
\こんなご家庭におすすめ/
イヤイヤ期のお子さんにもおすすめです。
それまではお願いした事を「やりたくなーい」と嫌がられていましたが、「◯◯したらお小遣いだよ」と言うとやってくれるようになりました。
(3歳の女の子のママ)
\こんなご家庭におすすめ/
小さなお子さんには特にぴったりなあげ方かなと思っています。
ポイントが溜まらないとお金にならないため、莫大な金額が出ていく可能性が少ないです。
(3歳の女の子と5歳の男の子のママ)
「必要なときだけ渡す場合」のメリット・デメリット
メリット
- 何に使いたいのか把握できる
- 無駄な出費を抑えられる
デメリット
- 結果的にあげすぎてしまう場合がある
- お金の価値が学べない
\こんなご家庭におすすめ/
お金についてあまり分かっていない、小さな子なら金額も小さく済むのでおすすめです。
逆に物欲が強い子どもには向いていないと思います。
(3歳の男の子のママ)
“金銭感覚を磨く”我が家のお小遣いルール例
お小遣いをあげ始めたら、正しい金銭感覚を磨く絶好のチャンス!
お小遣いの使い方・管理にどんなルールを決めているのか、先輩ママたちに聞いてみました。
お小遣いの何割かは貯金に回す
貰ったお小遣いのうち、2割は使わずに必ず貯金箱に入れるというルールを決めて、稼ぐ、使う、だけではなく貯めることを学ばせています。
(1歳と5歳の女の子と、小学6年生の男の子のママ)
お小遣い帳でお金の流れを見える化する
単に貯金箱に入れるのではなく、100均で買った通帳風のお小遣い帳に記録しています。
もらった金額と使った場合の明細を簡単に書いて、無駄遣いしないことを学ばせています。
(小学3年生の女の子のママ)
お小遣いを使う目的を明確にする
お小遣いを使うときは「なんのためにどれだけ使うのか」を明確にすると決めています。
目的のないお金は使わない、ただなんとなく使う、それだけはわかって欲しいので。
(小学4年生と小学6年生の女の子のママ)
使い方は子どもの意見を尊重する
お小遣いは子どもが考えてお金を使う練習なので、親はあまりにも無謀な計画に対して助言はするが選択を尊重すること。
(4歳と中学1年生の男の子のママ)
お小遣いをあげ始めるタイミングや渡し方は、家庭によって様々。
それぞれのご家庭に合ったタイミングでお小遣いをあげて、正しい金銭感覚を養えるようにサポートしてあげましょう!