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新生児の体重の増え方が知りたい!
体重が減ってしまったり、増えすぎたりした場合、どう対応すればいい?
保育士さんに、新生児の体重増加の目安を聞きました。1か月健診に向けての発育チェックポイントも要チェックです。
監修者
保育士
八田 奈緒美
2012年 聖徳大学児童学科 卒業
幼稚園免許・保育士免許を取得後、幼稚園を経験し、現在保育園にて勤務
幼稚園にて、3.4.5歳児担任。保育園にて、0.1歳児担任を務める。
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新生児の体重増加は、1日20~50グラムと言われています。これも赤ちゃんによって幅があり、毎日同じだけ増えるわけではありません。
1日あたり何グラム増えていれば安心という絶対の基準はありませんので、何か心配ごとがあるママは、気軽に主治医に相談してみましょう。
生後1ヶ月で、通常4キロ程度まで増えます。
生まれた頃は、2.5〜3キロ程度なので、1ヶ月で1キロ以上増える計算です。
育児に慣れてきたら、月に1回程度を目安に測ってみてください。
裸になると不安でよく動く赤ちゃんもいるので、何度か行って赤ちゃん本人に慣れさせてくださいね。
赤ちゃんは飲んで寝ているだけなので、ママやパパの中には「赤ちゃんの体重はずっと増えていくもの」と思っている方もいますが、おしっこやうんち、汗で排泄されているものも多く、一時的に体重が減ることがあります。
これを生理的体重減少と呼びます。
体重の10%を超えずに減っている分には問題ありません。
ほとんどの赤ちゃんは、生後1週間をこえたあたりから少量ずつ体重が増加しはじめます。
「肥厚性幽門狭窄症」という病気があり、この病気を発症すると嘔吐を繰り返します。飲んだものを何度も大量に吐く場合は、脱水症状を起こすこともあるので小児科を受診しましょう。
母乳の場合は、母乳を与える回数を増やしてみるなどして調節してみましょう。哺乳瓶の方が飲みやすい赤ちゃんもいますので、母乳のあと、ミルクや搾乳した母乳を哺乳瓶で足してみるのも良いでしょう。
また、母乳がきちんと分泌されているか、搾乳して確認してみましょう。授乳時の乳首の咥えさせ方や抱き方で飲む量が増えることもあります。
体重の減少・増加が正常範囲外の場合、病気(先天的疾患)の可能性もあります。
代表的な3つの病気について解説します。
胃の出口にある幽門の筋肉が一時的に厚くなり、母乳やミルクが腸まで届かずに胃で停滞して栄養を摂ることができない状態です。
1日に何度も飲んだものを大量に吐く赤ちゃんは、気をつける必要があります。
治療は、内的治療がまずは行われます。
硫酸アトロピンという筋肉の緊張を緩める薬を点滴で入れ、胃の幽門を緩めます。数日間で薬の働きが現れれば良いのですが、働きが良くない場合は、外科手術を検討します。
生後間もない状態でも手術可能です。ラムステット手術という、胃の幽門筋を切って広げる方法です。手術後は、次の日から母乳やミルクを飲むことができます。
甲状腺の機能が働いてくれない(分泌が足りない)ことで、発育に異常が現れます。
といった症状があります。
新生児期に1日50g以上の体重の増加がみられることがあります。
授乳中にむせたり、吐くことが多いです。
※母乳の勢いがよすぎるためにむせる、赤ちゃんの飲み方が下手でむせる場合は問題ありません。
※新生児期は吐き戻すことが多いです。少量の吐き戻しは問題ありません。
などの症状が複数見られます。
赤ちゃんは、満腹中枢がないので与えれば与えるだけ飲んでしまう子もいます。ミルクや母乳を与えすぎて、起こるのが過飲症候群です。
1か月健診では、
などの確認が行われます。
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