もくじ
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新生児とのお出かけ、いつからOK?
外出しなければいけないときの注意点は?
看護師さんに、「新生児と一緒のお出かけ」で気をつけることを解説してもらいました。外出先でのミルク作りについても聞いたので、参考にしてくださいね。
監修者
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
看護師
細野 理恵
寒い場所にいると体温も下がってしまいます。
暑い場所に居れば体温は一緒に上がってしまいます。
体温調節ができない新生児は、外出すると「低体温」や「異常な体温上昇」が起きる可能性があります。
外出を控えるといっても・・・上の子がいるからどうしても「外出を控えるなんて無理!」というママ・パパも少なくありません。
新生児は気温の安定した場所にいるようにしましょう。ママとパパで役割分担をしながら、赤ちゃんを温度差から守りましょう。
紫外線は赤ちゃんの肌に負担がかかります。直射日光は、時期によっては体温を異常に上昇させる原因です。ママのスリングの中に入れる、日傘をさすなどして、日光の刺激を受けないように工夫してください。
暑さ、寒さが厳しい時間の外出は避けてください。
夏・・・暑さの厳しい日中
冬・・・冷え込みのひどい朝や夜間
はお出かけを避けましょう。
赤ちゃんの「顔色」・「手足の温度」をこまめに確認して、長時間の外出とならないように早めに用事を済ませましょう。
寒い時期:手足や頭まで包んで、顔色が青ざめていないか、手足が冷たくなっていないか、または暑くなっていないかを確認してください。
暑い時期:顔が真っ赤になっていないか、いつもと違う状態はないかを観察しましょう。
暑いのであれば、着るものの量を調節してください。また、おくるみをタオル地の物にすると通気性が良くなります。うちわで風を送る、小さな持ち運び用の扇風機を持ち歩く、また、エアコンの効いた場所を事前に調べておきましょう。
また、ミルクや母乳をこまめに与えて、水分を補給させましょう。
厚い上着を何枚も増やすより、下着を重ねると温かくなります。
車やタクシーを使った外出は、2ヶ月未満の新生児でも可能ですが、車での外出も必要最低限にして下さい。
水は、一度沸騰させて冷ました水を使用してください。ミルクを作りの水は、ミネラルウォーターは使えません。必ず水道水を使用しましょう。ミルクを作る水分量は守ってください。
他の冷やす方法として、冷たいタオルを持ち歩き冷やす、保冷剤で冷やすといった方法も取れます。
ただし、水筒は、薬品を入れられないものもあります。水筒の使用説明書を確認してください。
消毒できない水筒は、しっかり洗剤で洗った後に、熱湯を注ぎ熱消毒しておきましょう。
ミルクは栄養分が高いので、雑菌が繁殖しやすいためです。最近は液体ミルクも市販されているので、利用するのもよいでしょう。
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