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乳腺炎のしこりが取れない…!
乳腺炎のしこりは、乳房の中で母乳が停滞している状態です。
お医者さんに、しこりをとるためにできることやマッサージのやり方を聞きました。
「乳がんのしこりとの違い」「乳腺炎の病院に行くタイミング」についても解説します。
日本外科学会 専門医
いとう新検見川クリニック
また、母乳の出が悪いときは、ママが水分補給や乳頭マッサージを行い、母乳の出をよくしましょう。
軽度~中等度の乳腺炎であれば、母乳を出していれば、次第に快方に向かうことが多いです。
“軽度”の乳腺炎の目安
“中等度”の乳腺炎の目安
“重度”の乳腺炎の目安(※病院へ!)
これらの動きを繰り返しおこなっていると、母乳の出が良くなることがあります。
母乳のうっ滞(母乳が乳腺の中に滞ること)や初期の乳腺炎には、医師から葛根湯が処方されることもあります。
市販のものは様々な成分を混ぜているものも多いので、必要ない成分まで体に取り込むことになります。母乳からその成分が出て赤ちゃんが不要な成分を取り込んでしまうこともあります。
※ただし、葛根湯の添付文書上では適応に乳腺炎も含まれているので、市販のものでも効く人は効きます。
ただし、冷やすという方法は応急処置であり、根本的に乳腺炎をなくすことはできません。
根本的にしこり・痛みを治すには、たまっている母乳を出す必要があります。
おっぱいの中にたまっている母乳ができるだけ外に出るように。赤ちゃんにたくさん飲んでもらうように、頻回授乳を行いましょう。また、それでも出しきれないときは搾乳をしましょう。
「何日たっても、しこりが硬いまま」、「ケアをしても、しこりが消えない」という場合は、そのままだと症状が悪化することがあります。病院の受診を検討してください。
高い熱も出てくるような大きな乳腺膿瘍になった場合、乳房を手術で切開して、膿を取り出す必要があります。
「このしこり…もしかして乳がん?」
そう心配になるママも多いです。乳腺炎のしこりと乳がんのしこりの特徴を紹介します。
悪化していくと胸全体が赤く腫れてきます。
また、左右の乳房の形や大きさなどがバラバラになるといった症状もあります。
痛みがないので気がつかないことも多くあります。
(※ただし、胸が痛いという訴えで病院受診されて、乳癌が見つかる方もいるので、痛いしこりは大丈夫なしこりという認識には注意が必要です)
「乳腺炎のしこり」は、主に授乳期に起こります。
乳腺炎の場合は、発症時に痛みを感じます。また、乳房を押すと痛む・乳房に熱感を感じる・発熱・寒気などの症状も現れます。
「乳がんのしこり」は、痛みもなく発症し、いつの間にか進行していることが多くあります。
軽症であれば、赤ちゃんに母乳を出していると次第に良くなります。乳腺炎に気がついたら頻回母乳を行いましょう。
特に、
といった症状があり、体調が悪くなってきたときは、早めに病院を受診しましょう。
乳腺炎を放置すると、細菌感染を起こして膿んでしまう場合もあります。日頃からマッサージなどで乳房ケアをするようにしましょう。自分でマッサージしてもよくならない場合は助産師さんに相談するか、乳腺外科への受診も考えましょう。
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