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乳腺炎がつらい…。
カロナールを飲んでも大丈夫?
お医者さんお聞きしました。
日本外科学会 専門医
いとう新検見川クリニック
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カロナールは、赤ちゃんにも使用できる薬のため、授乳中も使用可能とされています。「乳腺炎がつらくて食欲がない」ときは、多めの水分とともに内服するようにしましょう。
それらの効能をまとめて解熱鎮痛剤と表現されています。喉の腫れ、頭痛、腰痛、歯痛、解熱などの場合に用いられます。
カロナール(錠剤)種類
乳腺炎の「症」状に「対」して使われる薬をなので、対症療法です。カロナールだけでは、乳腺炎を治せません。カロナールで良くなったと思っても、乳腺炎自体が改善していない場合もあります。
カロナールを飲みたくなるほどつらい症状が出ている場合は、なるべく早く病院を受診するようにしましょう。
市販の葛根湯は、様々な成分が混ざっているものが多いです。そのため、自己判断で飲むのはやめましょう。
カロナールと葛根湯の飲み合わせ自体は問題ありません。
処方された葛根湯の他にカロナールも飲みたい場合は、葛根湯を処方した医師に相談してからにしましょう。特に、「他にも薬を処方されている方」や、「持病がある方」は、かかりつけの先生や薬局の薬剤師さんに相談する必要があります。
よく見かける「青色包装のカロナール」を1回1錠しか飲んでいない場合には、必要量に足りていません。
青色包装のカロナール1粒に含まれる量:200mg
1回の必要量:300~1000mg
また、カロナールは乳腺炎そのものを治す薬ではありません。
乳腺炎を根本的に快方に向かわせるには、溜まっている母乳を出す(赤ちゃんに飲ませる、搾乳、マッサージなど)などが必要になります。
▼参考
産後ママの心と体をケアする本/池下 育子 (監修), 宗田 聡 (監修), 原田 優子 (監修), 吉岡 マコ (監修)
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