「これは盲点!」中学の入学準備リスト。費用は?勉強はどこまでやる?
公開日:2021-12-01
| 更新日:2022-11-16
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
中学校の入学準備はいつから始めればいいの?
何を用意すればいいんだろう…。
中学校の「入学準備リスト」を先輩ママ・パパ50人に聞きました。
費用の目安、勉強の準備についても紹介します。
中学の入学準備品リスト
続いて、中学入学前に用意しておきたい入学準備リストを「最低限必要なもの」と「あると便利なもの」に分けて紹介します。
最低限必要なもの(一例)
- 制服
- シャツ・ブラウス
- 体操服
- 通学バッグ
- 通学用の靴
- 上履き
- 体育館シューズ
- 文房具
地域によっては、通学に使う「自転車」や「ヘルメット」、バスや電車を使う場合は「定期券」などが必要となります。
この他にも、校則で色が指定されていた「靴下」や「下着」を新たに購入しなければならなかったとの声もありました。
あると便利なもの(一例)
必須ではないけれど、「あると便利なもの」についても伺ったところ、
- サブバッグ
- 上履き入れ
- 折りたたみ傘
- 防水グッズ(防水カバー・撥水スプレー等)
- 部活用品
- レギンス
- 電子辞書
といった回答が集まりました。
入る部活を決めているなら、部活で使う用品を早めに揃えておくとよいです。
体験入部の時からすぐに活動できました。
(小学2年生の女の子と、小学6年生と中学3年生の男の子のママ)
制服がスカートなのに学校では掃除等のアクティブな動きが求められます。
ショートのレギンスを複数用意してスカートの時は毎回はかせていました。
(18歳の女の子のママ)
電子辞書があると便利です。
荷物が多く重いので、本の辞書は学校に置いて、家では電子辞書を使っています。
(小学4年生の男の子と中学2年生の女の子のママ)
入学前に勉強はどこまでやっておくといい?
教科ごとの定期テストが始まり、小学校と比べて難易度もグッとアップする中学校の勉強。
入学前には、何をどの程度やっておけばよいのでしょうか。
先輩ママ・パパからの回答は…
の3つに集中しました。
① 「小学校の復習」をやっておくといい!
小学校の基礎内容をしっかりできることが大切だと思います。
数学でも計算のルールがわからないと中学の内容は最初から厳しいです。計算力は理科にも影響します。
国語も読み書き、読解力がしっかりできないと他の教科に響きます。
(高校1年生と専門学校2年生の男の子のママ)
入学してすぐに小学校の復習のようなテストがあったので、5・6年の算数と漢字は春休み中にしっかり復習するといいと思います。
(6歳と11歳の男の子と、中学1年生の女の子のママ)
特に、「中学からぐっと難しくなる算数の復習をしておいた方がいい」という声が多かったです。
② 「机に向かう習慣づけ」をやっておくといい!
家庭学習の時間がぐっと増えるので、勉強する習慣、机に向かう習慣を身に着けておくとよいと思います。
(高校2年生の子のママ)
小学校の時に、宿題以外のことを一切やっていなかったので、中学になって急に膨大な量の課題が出て、こなしきれなくて1年生の時はよく泣いていました。
問題集などで、宿題以外にも机に座る習慣づけをしておくとよいです。
(小学2年生の女の子と、小学6年生と中学3年生の男の子のママ)
入学前にやっておくとよい勉強の準備で最も多かった回答は「英語の予習」でした。
英語は授業の進むスピードが早く、最初に苦手意識を持つと後から苦労します。
アルファベットの書き方や基本的な文法事項など、基礎的な部分については入学前に予習しておくのがおすすめです。
また、小学校で習った四則演算などの「算数の基礎」についても、この時期に復習して着実に身に着けおくとよいでしょう。
合わせて読みたい
2020-06-12
小学生の家庭学習ってどうやればいいの?やる気を出す方法が知りたい!先輩ママ・パパ50人に「小学生の家庭学習のやり方」を聞きました。...
盲点も!入学前にやっておけばよかったこと
部活動が始まるなど、中学入学後は勉強面以外にも大きな変化があります。
入学してから後悔しないために、入学前に「やっておいてよかったこと」、「やっておけばよかったこと」を先輩ママ・パパに聞きました。
やっておいてよかったこと
- 先輩ママ・パパに中学の話を聞く
- 子どもと学校までの道のりの確認する
- 自主学習の時間をつくる
- 遊ぶ時間をつくる
先輩ママさんから「中学校では何が必要か」「それはどんな物か」など、詳しく聞いておいたのはよかったです。
(小学5年生の男の子と高校1年生の女の子のママ)
やっておいて良かったのは、中学までの行き方の確認です。
1回だけでなく、雨の日にカッパを着て自転車に乗って行く練習もしました。
また、何通りかの道を覚えさせました。
(小学4年生の男の子と、小学6年生と中学1年生の女の子のママ)
中学の授業時間に慣れさせるために、卒業後の春休みに中学校の1時間に合わせて自主学習をさせたことはやってよかったと思います。
(小学6年生と中学2年生の女の子のママ)
中学の入学前にやっておいてよかったことは、ゆっくり休んだり遊んだりする時間を持てたことです。
中学に入ると忙しくなるので、そういう時間を作るのが大切です。
(3歳と中学1年生の女の子と、小学1年生の男の子のママ)
「後悔…」やっておけばよかったこと
後悔したのは小学校よりも時間がないので、中学入学前に予防接種や歯の治療はしておいた方がよかったなと思います。
(小学6年生と中学2年生の女の子のママ)
歯科受診や眼科受診はやっておけばよかったです。
中学入学後は、家にいる時間が一気に減るので病院受診の時間もなかなか取れません。
夏休みまで受診できなかったので、春のうちに一度行っておけばよかったと思いました。
(小学4年生の男の子と中学2年生の女の子のママ)
うちの子は算数が苦手分野でそのままだったので、中学の数学も苦手意識が強く、成績もイマイチ。
入学前に苦手分野を復習して、少しでも克服できるといいと思います。
(6歳と11歳の男の子と、中学1年生の女の子のママ)
中学の入学準備にかかる費用
制服や体操着、学校指定の通学バッグなど、入学前は何かと出費がかさみます。入学前にかかる費用総額の目安は「8万〜10万円」ほど。
内容 |
費用目安 |
制服 |
40,000円 |
シャツ(長袖・半袖2着ずつ) |
10,000円 |
体操服(一式) |
15,000円 |
通学バッグ |
5,000円 |
サブバッグ |
4,000円 |
上履き |
1,500円 |
体育館シューズ |
3,000円 |
通学用シューズ |
5,000円 |
合計 |
83,500円 |
上記の費用に加えて、自転車通学の場合は「通学用自転車」と「ヘルメット」、バス・電車を利用する場合は「定期券」などの費用が上乗せされます。
※私立中学の場合は、さらに入学金(相場は30万円程度)等の費用がかかります。
中学の入学準備はいつから始めた?
先輩ママ・パパ50人に「中学の入学準備を始めた時期」についてアンケートで聞きました。
(アンケート:「お子さんの中学の入学準備はいつから始めましたか?」先輩ママ・パパ50人に聞きました)
最も多かったのは「入学の3ヶ月前(1月)」に準備を始めたという回答でした。
また、回答者の8割が、3ヶ月以上前から準備していました。
<入学の3ヶ月前(1月)から準備>
冬休み中に子どもと一緒に必要なものを買いに出かけました。
ゆっくり余裕を持って選びたかったので冬休みがベストでした。
(小学5年生の男の子と高校1年生の女の子のママ)
<入学の3ヶ月前(1月)から準備>
制服の採寸などが始まる頃から、自然に準備を始める感じです。
また、「卒業する先輩達から何が貰えるか」などの話が出てくるのもこの頃です。
(中学3年生の女の子のママ)
中学校は、勉強に部活に、小学校に比べて忙しくなります。
子どもが良いスタートを切れるよう、早めに入学準備を進めていけるといいですね。
合わせて読みたい
2021-05-31
小学生のうちに子どもにやらせておきたいことって何だろう?先輩ママ・パパ100人に聞いた「小学生のうちに経験させてよかったこと」を紹...