もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
出産後、全然生理がこない。
もしかして妊娠?まさか病気?
産後の生理不順の悩みに、お医者さんが答えます。
1999年 日本医科大学産婦人科教室入局 日本医科大学付属病院 産婦人科研修医
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
もくじ
母乳を出している人はさらに時間がかかり、産後3~4ヶ月程度はかかるでしょう。人によっては半年から1年ほど、生理が再開しない人もいます。
産後8ヶ月までに授乳婦のおおよそ70~80%の方が、月経再開していますが、完全母乳を卒乳まで続けると、1年以上無月経が続くこともあります。
出産後の女性の体は、ホルモンバランスや子宮復古(子宮を元どおりの状態に戻す働き)など、出産のダメージから体を通常に戻すため、最大限に働いています。
そのため、出産をしてもすぐには、生理は再開されません。授乳している方は卵巣機能の回復が遅くなるため、生理再開は遅い傾向にあります。
妊娠前にも感じていた「生理前の身体の状態」をまた感じるようになります。
「産後しばらくたっても生理がこない」
生理がこない代表的な3つ原因を解説します。
特に母乳を出していると、プロラクチンというホルモンが働いており、これは排卵を行わないように働きかけます。
※ただし、授乳回数や授乳量、体質などで個人差があります。
出産でダメージを受けた身体を回復させるために、しっかりと栄養分を摂りましょう。
多くの場合、出産後の生理はまだ卵巣の働きがよくないため、1回目の生理は無排卵です。しかし、排卵機能の回復には個人差がかなりあります。排卵している場合、妊娠する可能性があります。
医療機関では問診・採血・超音波検査などを行います。
病気が見つかった場合は治療を行います。(後述参照)
早めに婦人科で治療をしましょう。症状が進むと貧血や筋腫が大きくなります。
放置すると不妊症や流・早産などの原因になります。
貧血や痛みなど様々な症状の原因となる良性の腫瘍です。月経痛・出血・腰痛・頻尿などの症状がみられます。
子宮内膜にできれば「子宮内膜ポリープ」というように、呼び名が変わります。
不妊や貧血の原因になるため、早めに婦人科を受診しましょう。
1cm以上の場合は自然治癒することがなく、また悪性腫瘍のこともあります。
甲状腺が亢進(こうしん)すると
甲状腺が低下すると、新陳代謝が落ち
甲状腺機能の異常は、早めに内分泌内科を受診しましょう。
甲状腺の病気を放置すれば、動脈硬化が進行し心疾患のリスクが高くなったり、脈拍数が速くなり心不全を起こすこともあります。
医療機関では、主に投薬治療でホルモン分泌をコントロールします。
といった場合は、一度婦人科を受診しましょう。
また、生理は再開したものの、以前に比べて
といった場合も診察を受けて、身体の状態を確認してもらいましょう。
おりものは、ホルモンバランスの状態で左右されます。
その後、生理が来ずに何週間もおりものの量が多い場合は、感染症やポリープなどが隠れていることもありますので、一度、婦人科を受診しましょう。
また、かゆみや痛みを伴う場合は、細菌感染なども考えられます。すぐに婦人科を受診しましょう。
その後も痛みが続く場合は、子宮筋腫や何らかの病気・感染症なども考えられます。痛みが引かない、下腹部が重い状態が続いているといった場合は婦人科を受診して診察を受けましょう。
しかし、全ての人がそうなるわけではありません。妊娠を希望している場合は、婦人科を受診して子宮や卵巣の状態を確認してもらいましょう。
\100均クリスマス特集/
2024年のクリスマスグッズが100均で登場!最新情報をチェック♪
\「冬の寒さ」対策/
防寒・防雪・冬の風邪など、100均グッズで手軽に対策!