もくじ
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出産後、夫や母、上の子どもにやたらとイライラ…。
「なんでこんなに気が立っているんだろう?」と戸惑うことも。
ガルガル期の原因や、乗り越え方を看護師さんに聞きました!
先輩ママの生の声もあるので、参考にしてくださいね。
監修者
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
看護師
細野 理恵
もくじ
出産後のママの警戒心・攻撃心が強くなり、急に気性が荒くなり、イライラ、カリカリしてしまう状態のことを表しています。例えば、パートナーにきつい言葉を浴びせたり、自分以外の人が子どもに触れてほしくないと思ったりするなどの行動があげられます。
特に、
という状況のママには、ガルガル期がおこりやすいといわれています。
※「ガルガル期」は医学用語ではなく、出産直後のメスが、自分の子どもを守りたいという本能によって、子どもに近づくものに対して、唸って威嚇する行動を起こすことに因んで「ガルガル期」といわれています。
「なんでこんなにイライラするんだろう」
「出産前はこんなことなかったのに」
と思い悩むママは多くいます。
(50人のママにアンケート「産後のイライラ、いつまで続いた?」)
ガルガル期がいつまで続くかは、ママが置かれている環境やママの性格などでかなり差があります。
神経質な人やワンオペ育児の人は長引く傾向にあります。
一方で、周りにサポートをしてくれる人が多い人や、ストレス発散ができる人は、ガルガル期が比較的短くなる傾向があります。
できるだけ育児を周りの人と共有し、育児相談できる機会や場所を設けるとよいでしょう。
ときには子どもを預けて一人や夫婦でリフレッシュする時間を設けるのも良いでしょう。
ガルガル期を乗り越えるためには
ことが大事です。
ガルガル期を乗り越えるためにできる6つの方法を紹介します。ママだけではなく、パートナーや周りの人々の協力も必要です。
少しでも自分の時間ができたときは、何かしようとするのではなく、休息をとり身体を休めてください。
出産直後から、育児も家事も全部こなそうと頑張り過ぎると、ストレスや疲労が溜まりやすくなります。赤ちゃんを大事にするためにも、ママ自身も自分を大切にして、自分自身が快適に生活できるようにしましょう。
一人で全てやろうとせず、家族や周囲の人々の力を借りましょう。特に産褥期は、ママの身体が回復することが大切です。
自分で思っているよりも、自分の状況が周りに伝わっていないこともあります。
「どういうわけかイライラしてしまう」「攻撃的になってしまう」等の気持ちを、家族や周囲の人々に言葉で伝えて、あなたの状況・心境を周りに理解してもらいましょう。
育児を全てママに任せるのではなく、できる範囲で育児に参加することが重要です。
特にパートナーとよく話し合い、お互いの状態を確認し、気持ちに寄り添う姿勢が大切です。“一緒に乗り越える”という意識を持ちましょう。
他にもママ友達等と思いを語り合い、愚痴ったりして、気分転換するのも一つの方法です。身近にママ友達がいない場合には、保健センターや児童館に行くのもおすすめです。
無理をせず、体を休めながら、赤ちゃんとのんびり過ごす時間を持つことで、心に余裕が生まれ、前向きな感情を持てるようになります。
旦那さんと相談して里帰りしたり、1日だけお子さんを旦那さんに任せて友人と買い物に行くなどリフレッシュするのもいいですね。
一人で子どもを見なければいけないと思うと、余計ストレスになりますので、頼れる人がいる、また頼れる人に子どもを任せて、気持ちを軽くする時間をつくるのもおすすめです。
ガルガル期の時期の精神的な疾病は大きく分けて、
があります。
ガルガル期のイライラ状態が続けば、上記の精神的疾病になる場合も考えられます。
「産後ケア事業」を行っている自治体や、保健センター、出産した医療機関等で相談してください。
▽産後うつなどの精神的疾病の症状例
ガルガル期から悪化してうつ病になると、症状を繰り返したり、重症化して命にもかかわる状態になることがあります。
まずは「かかりつけの産婦人科」に相談しましょう。そこから「精神科」をすすめられることもあります。
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