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4ヶ月の赤ちゃんが奇声を出すように…
奇声が止まらないけど、大丈夫なの?
「生後4ヶ月の奇声」について、お医者さんに聞きました。
奇声をあげる原因やとまらない奇声への対応方法も解説します。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
赤ちゃんがご機嫌な様子であれば、奇声を過剰に心配する必要はありません。
生後4ヶ月ごろは、「笑いながら声を出せる」ことが面白くなり、今までにない大きな声を出すことが増えてくる時期です。その声は、大人からすると「奇声」のように聞こえることも多いです。
生後4ヶ月ごろの赤ちゃんは発達が著しく、赤ちゃん自身ができることが増えてきます。
そのため、身体や精神に異常が全くなくても、奇声をあげることがあります。
いつも一緒にいるママ・パパに対して奇声をあげる赤ちゃんもいれば、いろいろな人に奇声をあげる赤ちゃんもいます。
中には、振り向いてもらうのが嬉しくて、呼びかけをするように大きな声を出す赤ちゃんもいます。
こういった奇声の場合には、1歳頃になれば次第に落ち着いてくるでしょう。
心配しなくてもいい奇声 |
要注意な奇声 |
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元気で機嫌がよいときに楽しくて出す奇声は、周りの大人が反応するため愉快な気持ちなのでしょう。
外出時は他の方の視線が辛い時もありますが、成長していくにつれて収まります。
一時的なことなので「上手に声を出せているね」「楽しいね」など声かけをしてあげましょう。
また、赤ちゃんは眠たくなってくると奇声を出すことがあります。
寝てしまえばおさまるので、眠りやすい環境を作ってあげましょう。
「いつもと出している声が違う、明らかに機嫌が悪い」ときは、体調が悪い疑いがあります。
また、白目をむいている際は「痙攣」している可能性があります。
赤ちゃんは中枢神経感染(髄膜炎など)で、意識障害・痙攣を起こすことがあるため注意が必要です。
他にも「痙攣している」「手足を突っ張って奇声を出している」などの症状がないか確認しましょう。
呼吸が苦しいときにも、顔色が悪くなり、うなり声をあげたりします。
このような発熱や体の異常を伴う「異常な奇声」の場合は、すぐに救急の確認をとって指示に従いましょう。
かかりつけ医に連絡をするのもよいでしょう。
機嫌がよさそうなのに奇声をあげたら
といった対応してあげましょう。
ご機嫌で声を出している場合は、無理に声を止めようとするともっと奇声を出すように暴れることがあります。
「楽しいね」「上手だね」などとプラスの声がけをしましょう。
また他にも、おもちゃなどを与える、テレビや絵本を見せるといった方法もあります。
思い切って外に出てお散歩をして、気分を変えるのもよいでしょう。
環境が変わると赤ちゃんも別のことに興味を持って、叫ぶなどの声出しが止まることもあります。
奇声にイライラしてしまうときは…
家事や仕事をしているときに奇声をあげられると、ついイライラしてしまいますよね。赤ちゃんは、親を振り向かせるためにわざと奇声をあげることがあります。
赤ちゃんにとって親は絶対的な存在です。大好きなママ・パパの注目を集めるために、奇声を出して気を引いているのかもしれません。
少し手を休めて一緒に遊んであげるようにすると、満足して大人しくなることもありますよ。
赤ちゃんをが機嫌が悪そうに奇声をあげたら
といった対応してあげましょう。
赤ちゃんは、思いどおりにならないときには、機嫌が悪そうな顔をしています。そんなときは、何が原因なのかを考えてみましょう。
ただ単にイライラしている・体勢が不快・気温や室温に不満がある状態かもしれません。
しばらく様子を観察していると、何を嫌がっているのか、赤ちゃんなりのルールがわかってきます。
機嫌が悪いだけであれば、優しく話しかけることや赤ちゃんが安心する音を聞かせるなども効果的です。
また、抱っこやおんぶなどをして人肌を感じさせると、安心することも多いです。
奇声が長い・異常な声などは体調不良である場合もあります。
その場合には、体温・呼吸・顔色・意識の状態を確認してください。
なお、体調不良の場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
奇声をあげることが発達障害であるということにはなりません。
特に生後数ヶ月の段階では発達障害の判断はできず、通常この時期の奇声は通常の成長段階で起きることなので、あまり神経質になる必要はありません。
公共交通機関を使用する際は神経を使うことがあるかもしれませんが、一時期のことでじきに収まります。
声を出しているときは、ママやパパが気兼ねしない場所に行く、移動には車やタクシー、自転車を使うなどして工夫しましょう。
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