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3ヶ月の赤ちゃんが夜ぜんぜん寝てくれない!
昼寝の時間が長過ぎる?
生後3ヶ月の「生活リズムの整え方」について、保育士さんに聞きました。
睡眠時間の目安や、おすすめの1日の過ごし方も紹介します。
監修者
保育士
八田 奈緒美
2012年 聖徳大学児童学科 卒業
幼稚園免許・保育士免許を取得後、幼稚園を経験し、現在保育園にて勤務
幼稚園にて、3.4.5歳児担任。保育園にて、0.1歳児担任を務める。
例えば、生後3ヶ月になると、
ができるようになります。(※成長の範囲には個人差はあります。)
赤ちゃんの生活リズムが早く整うように大人が方向づけてあげましょう。お手本となる理想的な1日の生活スケジュールを見てみましょう。
時刻 |
1日の過ごし方 |
7:00~9:00 |
起床&授乳① |
9:00~10:00 |
午前寝 |
10:00~11:00 |
授乳② |
11:00~12:00 |
お散歩 |
12:00~14:00 |
昼寝 |
14:00~14:30 |
授乳③ |
14:30~15:30 |
室内遊び |
15:30~17:00 |
夕寝 |
17:00~17:30 |
お風呂 |
17:30~18:00 |
授乳④ |
18:00~20:00 |
室内遊び |
20:00~21:00 |
授乳⑤ |
21:00~24:00 |
就寝 |
24:00~24:30 |
夜間授乳⑥ |
24:30~3:30 |
就寝 |
3:30~4:00 |
夜間授乳⑦ |
4:00~ |
就寝 |
生後3ヶ月の1日のトータル睡眠時間の目安は14~15時間ほどです。
夜は合計して10時間前後眠るようになるでしょう。
昼寝は、1回あたり1~2時間を、1日あたり2~3回を目安にするとよいです。
生後3ヶ月頃の「おしっこ」は1日15~20回ほど、「うんち」は1~2回程度が目安ですが、回数にはかなり個人差があります。
生後3ヶ月ごろの赤ちゃんは
のような室内遊びがおすすめです。
「魔の3ヶ月」といわれる理由
生後3ヶ月は「魔の3ヶ月」とも呼ばれ、ママ・パパにとって手がかかる・大変な時期といわれています。
例えば、
などの変化が起こります。
「魔の3ヶ月」が訪れる理由として、生後3ヶ月は「首がすわる」「音や光に敏感になる」「自分の手で物が掴めるようになる」「口に運べるようになる」など、生後1~2ヶ月に比べて発達がめざましい時期にあるからだと考えられています。
できるようになることが増えたことから、その変化に驚いて戸惑っているためこのような現象が起きます。
また感情表現が豊かになる時期でもあるので、不快な感覚を訴えるための「泣く」表現も大きくなってしまうのです。
赤ちゃんの生活リズムを整えるために5つのポイントを意識しましょう。
朝はカーテンを開けて朝の光を浴び、日中は活動的に動くようにしましょう。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、光の刺激などがわかるようになる頃です。
「明るい」「暗い」という区別をしっかりと分かるような環境にすることで、明るい時は起きる、暗い時は寝るという認識もできるようになります。
いつも違った時間に寝たり起きたりしていると、リズムが整いにくくなります。
また、大人の生活リズムに合わせることはせず、赤ちゃんのリズムを大切に過ごしてくださいね。
前日夜の就寝が遅くなってしまっても、朝早く起こしてご機嫌に過ごせるのであれば問題ありません。
入眠のためには適度な疲れが必要であるため、日中にしっかりと活動し、ある程度の疲労感を与えると、入眠しやすくなります。
日中に活動できていないと疲れが足りず、寝かしつけに時間がかかり、就寝時間が遅くなっていくことにつながってしまいます。ただし刺激が強すぎると興奮してしまうこともあるので、穏やかなお散歩を。また長めの外出は控えるようにしましょう。公園で子どもたちの声を聞いたり、車が走る音を聞いたり。お買い物もよいですね。
またお部屋でも、またお部屋でも赤ちゃんの発達を十分に活かした関わり方をしてくださいね。玩具を使って運動機能を動かす遊びをする、船やメリーなど、目で追えるものがあるとよいと思います。
16~17時にはお昼寝を切り上げましょう。
お昼寝から起こす時は、「モゾモゾと動き出した」比較的眠りが浅くなっているタイミングがよいでしょう。
遅くまでお昼寝をしてしまうと、体力が回復し、寝る時間が遅くなってしまいます。
お昼寝を早めに切り上げることで、早い時間から就寝モードに入れるため、規則正しいリズムで過ごしやすくなります。
「入眠までのルーティーン」づくりをしましょう。
「入浴」→「保湿しながら触れ合いタイム」→「授乳」→「薄暗い部屋でゴロンとしながらのんびり過ごす」→「絵本を読む」→「入眠」…など、毎日同じ流れを繰り返すことで、「そろそろ寝る時間だな」と赤ちゃんもわかるようになっていきます。それにより入眠がスムーズになり、リズムが整いやすくなるのです。
その際、入浴前から寝るまでを同じ時間にきめましょう。
体が温まりすぎていると入眠しにくいため、入浴は就寝時間の1時間前には済ませ、クールダウンをしてから就寝するようにしてくださいね。
3ヶ月の赤ちゃんの生活リズムが整わないときには…
をチェックしてみましょう。
「生後3ヶ月になると一般的には3~4時間まとまって寝る」と言われていますが、赤ちゃんが平均の数字通りでないからといって焦る必要はありません。
この時期の赤ちゃんの睡眠時間には個人差が大きく、遅い子だと生後7~8ヶ月頃までかかります。生後3ヶ月にはまだまだまとまって寝られない子も多いのです。
ママはなかなかまとめて寝られず、辛いことも多いと思いますが、パパと協力して休息を取りながら過ごすようにしてくださいね。
また赤ちゃんの睡眠リズムは自然と整うわけではありません。
大人の生活リズムに合わせてしまうことのないように、「朝早く起こして朝の光を浴びる」、「日中なるべく外に出て活動的に過ごす」など、できることをしっかりと実践し、リズムが整う方向に大人が導いてあげることが必要です。
焦らずに、赤ちゃんの成長を楽しみながら、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。整う日は必ずやってきますよ。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、生後1~2ヶ月の赤ちゃんと比べると、心も体も大きな発達が見られて関わることがとても楽しくなってくる時期です。
あやすとにっこりと満面の笑みを浮かべてくれたり、時には声を出して笑うことも。玩具をジーと眺めたり、視界に入ったものを掴もうとしたり…ととても人間らしくなり、愛おしさも増すと思います。なかなかまとまって寝てくれず、また寝入る前や夕方ぐずったり…と、少し大変なことも増えるかもしれませんが、必ずそのうち収まります。
感情表現が豊かになるので、少し不快なことがあると今まで以上にギャン泣きで伝えてくることもあり、驚いたりどうしたら良いかわからなくなることもあるかもしれませんが、「こんなに大泣きで一生懸命伝えてくれているのね」というふうに受け止めると、赤ちゃんのその気持ちと表現がとても愛おしく感じられると思います。
数字や平均的な目安を気にし過ぎずに、穏やかな時間が流れるこの時期の可愛さを大切に感じながら、触れ合い遊びや抱っこでたくさんスキンシップをとって、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんの成長を見守り、楽しんで育児をしていきましょう。
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