【実態調査】赤ちゃんにテレビはいつから見せる?影響は?時間の目安&注意点
公開日:2022-08-02
| 更新日:2023-01-12
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赤ちゃんに、テレビはいつから見せていいの?
テレビを見せることで何か影響はあるの?
そんなお悩みを持つ方のために「赤ちゃんにテレビを見せ始めた時期」について、50人にアンケート調査!お医者さんにも見解をお聞きしました。
赤ちゃんにテレビを見せることの影響や、テレビを見せる際の注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
パパ・ママに聞きました!テレビは「実際、いつから見せている?」
先輩ママに、「テレビを見せ始めた時期」を聞いてみると、バラつきがありますが、早いと生後2ヶ月頃からテレビを見せている方がいました。
「見せ始めたキッカケ」についても聞いてみました。
2ヶ月頃から見せました。
赤ちゃんがぐずっており、抱っこや赤ちゃんの相手をすることに自分が疲弊を感じてしまったためです。
(0歳の女の子のママ)
生後4ヶ月頃、どうしても泣き止まない時にたまたまテレビを付けたら赤ちゃんがテレビを見てすぐに泣き止んだことがキッカケです。
(0歳の男の子と2歳の女の子のママ)
生後8か月ごろからだったでしょうか。
はいはいができるようになり、後追いで家事がはかどらなくなったのがきっかけです。
(4歳と5歳の女の子のママ)
生後8ヶ月頃から見せ始めました。
我が家は自宅保育中で、遊びに限界を感じたことと、教育テレビであれば赤ちゃんも喜ぶ番組があって、好奇心を養ってくれるのではないかと思ったことがきっかけです。
(1歳の男の子のママ)
1歳過ぎ。
ベビーサークルを乗り越え、家の中を歩けるようになった時に、家事をしたい間だけ見せるようになりました。
(2歳の女の子のママ)
どうしても泣き止まないときや、家事をする間などにテレビを見せていた方が多かったです。
赤ちゃんにテレビを見せる影響
2歳以下の子どもにテレビを長時間見せると、言語発達が遅れる危険性が高まると言われています。
ただし、「赤ちゃんは一切テレビを見てはいけない」というわけではないです。
長時間テレビがついていると、親子で向き合って会話する時間が減るため、言語発達の遅れを招きやすくなると言われています。
また、至近距離でテレビを見続けると、視力低下の原因になります。
寝る前のテレビは寝つきを悪くし、夜泣きなど睡眠に影響する可能性もあります。
※上記はあくまで、テレビを見せる時間やタイミング等が適切ではない場合の影響です。「赤ちゃんは絶対にテレビを見ない方がいい」というわけではなく、「一日〇時間テレビを見続けたら悪影響がある」という定義もありません。
「テレビを見せる時間」の目安
2歳以下の子どもにテレビを見せる際は、一日2時間以内を目安にしましょう。
ただし、視聴時間が短いほど子どもの言語発達を促し、視力への負担を軽減すると考えられているため、2時間を超えない範囲で必要最小限にとどめることが大切です。
WHOのガイドライン
WHOが2019年に公表したガイドラインでは、0~2歳未満の子どもがじっとテレビ画面を見ている時間は「0分」を目安にすることを推奨しています。(映像を見ながら体を動かしたり、親子で遊ぶ時間は含みません)
これは、じっと画面を見て動かない時間を減らし、運動不足を防ぐことなどを目的にした目安時間になります。
ただし、乳幼児期からテレビなどの画面を長時間見ることが、運動機能の発達や社会性・心の健康などに関係しているかの十分な実証はないので、あくまで推奨されている時間となります。
何のテレビ番組を見せていた?
赤ちゃんに主にどんな番組を見せていたのか、先輩ママに聞いてみると…。
Eテレの「いないいないばぁ」「おかあさんといっしょ」「みぃつけた」を中心に見ています。
歌や踊りも子供向けで楽しいですし、お片付けや歯磨きといったテーマのコーナーもあるので、教育にもいいと思ったからです。
(1歳の男の子のママ)
主にキッズ向けのアニメや穏やかな内容の動物のドキュメンタリー番組を見せています。
動物のドキュメンタリー番組は生き物の生態系に興味を持ってもらいたくて見せています。
(0歳男の子のママ)
テレビ東京のシナぷしゅを見せています。
理由は0歳から2歳向けの赤ちゃん番組だからです。
(1歳の女の子のママ)
その他、テレビで「YouTubeの赤ちゃん用の手遊び」や「英語の歌が流れるチャンネル」を見せているという声もありました。
赤ちゃんにテレビを見せる際の注意点
赤ちゃんにテレビを見せるときに「気をつけていること」や「テレビを見すぎないためにやったこと」を先輩ママに聞いてみると、
- 長時間テレビをつけっぱなしにしない
- 別のことをしながらテレビを見せない
- テレビに近づかせない
- ママ・パパも一緒に見る
などをおこなっていました。
① 長時間テレビをつけっぱなしにしない
一日中テレビをつけっぱなしにしないことです。
メリハリをつける為に、昼間の一定時間はテレビを消して大人も見ません。
(3歳の男の子と6歳の女の子のママ)
見せすぎないために、「朝だけ観る」など時間帯を限定している。
「あと〇話観たらおしまいね」などの声かけをしている。
(2歳の男の子のママ)
一日30分など、時間を決めて子どもにテレビを見せている方が多かったです。
テレビを終わらせるときは、おもちゃなどで注意を引いたり、ベビーサイン※で終わりを教えていたママもいました。
※ベビーサインとは…
まだ上手にお話しができない赤ちゃんと、ジェスチャーや簡単な手話を用いてコミュニケーションをとる育児法のこと。
② 別のことをしながらテレビを見せない
見る時はちゃんとソファーに座って、ご飯を食べながらや、寝ながら見せることは禁止していました。
(小学1年生の男の子のママ)
授乳中や食事中はテレビを消していたというママもいました。
③ テレビに近づかせない
近すぎると目が悪くなってしまうので、テレビの前にベビーゲートを置いて距離を保って見せるようにしています。
(3歳の男の子のママ)
テレビに近づきすぎないようテレビ周りに柵を設置しています。
(2歳の女の子のママ)
④ ママ・パパも一緒に見る
子供にただ見せるだけでなく、親も一緒に見ながら話しかけたり歌ったりするようにしていた。
(小学3年生と小学5年生の男の子のママ)
赤ちゃんにテレビを見せるときは、時間やルールを決めるなどして、適切にテレビを活用していけたらいいですね。