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新生児が吐き戻し！
そのあとにすぐ飲みたがるとき、どうすればいい？
小児科のお医者さんに、対処法を聞きました。
公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医
2002年 慶應義塾大学医学部を卒業
2002年 慶應義塾大学病院 にて小児科研修
2004年 立川共済病院勤務
2005年 平塚共済病院小児科医長として勤務
2010年 北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室勤務
2012年 横浜市内のクリニックの副院長として勤務
2017年 「なごみクリニック」の院長として勤務
2020年 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任
体の器官機能が未発達なことが原因で、ミルクを吐いてしまっていると考えられます。体調不良によって食欲がないわけではなく、単純にお腹がすいている状態です。
大量に嘔吐した後の場合は、1回にあげるミルクの量を減らして回数を増やしてみましょう。
吐かないようにするには、
ようにしましょう。
ゲップは、ミルクと一緒に飲んだ空気が後で漏れる際に、ミルクを吐いてしまう状態を避けるために必要になります。
ゲップの他にも、おなかをマッサージして、飲み込んだ空気をおならとして出すこともおすすめです。
ゲップの出し方
ゲップは、肩に新生児の頭を乗せるように向き合わせの抱っこを行い、優しくトントンと背中を叩きます。しばらく続けているとゲップが出ます。
ゲップと同時に吐き戻すことが多いので、肩にはタオルをかけておくとよいでしょう。
場合は、いったんお家で様子をみてもよいでしょう。
新生児は、胃や食道が未発達なので、吐き戻しはよくあります。
元気で、機嫌も良いのであれば自然に起きた吐き戻しであると考えられます。
という場合は、一度医療機関を受診しましょう。
ウイルス性胃腸炎などの感染症・胃軸捻転症（いじくねんてんしょう）などが考えられます。
※胃軸捻転症（いじくねんてんしょう）：胃がねじれることによって、嘔吐・腹痛・腹部膨満などの症状を引き起こす病気
場合は、早急に医療機関を受診しましょう。
腸重積症（ちょうじゅうせきしょう）・腸閉塞・敗血症（尿路感染など）といった、緊急入院を視野に入れた対応が必要な状態が考えられます。早急に医療機関を受診してください。
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