小学生の家庭学習のやり方。勉強のやる気アップのために親ができること
公開日:2020-06-12
| 更新日:2022-01-17
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小学生の家庭学習ってどうやればいいの?
やる気を出す方法が知りたい!
先輩ママ・パパ50人に「小学生の家庭学習のやり方」を聞きました。
子どものやる気を出すコツや、親が気をつけることもぜひ参考にしてくださいね。
小学生の家庭学習のやり方
「我が家はこれうまくいった!」
家庭学習の進め方を先輩ママが教えます。
子ども自身が計画する
時間配分を自分で決めさせました。
何時から始めるかなどを自分で決めさせ、自らが行動して取り組んだという感覚を持ってもらうようにしていました。
(小学5年生の男の子と中学3年生女の子のママ)
最初は無理がないように、短い時間から始めるのがコツです。
子どもの「切り替えスイッチ」を押す
まるで「ごっご遊び」のように勉強をスタートするのもおすすめです。
親が先生になったつもりで明るく授業をする。きちんと挨拶からはじめて、いつもの家庭の雰囲気と変えることで子どもに勉強のスイッチに切り替えてもらう。
話し方も先生っぽくなりきって子どものことをさん付けで呼んだり、手をあげて答えてもらったりする。もちろん子どもが嫌にならないように楽しい雰囲気は忘れずに。
(5歳と小学3年生の女の子のママ)
学校のように45分と時間も決めてやっているママもいました。
「子どもが集中できる部屋」を探す
子ども部屋でやるのではなく、リビングで親の目が届くところで勉強させるのが良いと思います。
子ども部屋で勉強させると、集中せずに遊んでしまって結局勉強は中途半端になってしまうので、分からないところはすぐに聞けるような場所でやるとスムーズに進むと思います。
(5歳の男の子と、小学4年生と中学1年生の女の子のママ)
ママは資格の勉強、子どもは宿題というように”一緒に勉強”していたという方も!
ゲーム性をもたせる
砂時計を使って砂が全部落ちるまでに、〇〇を読む、書く、終わらせようと目標をもたせて、ゲーム感覚で楽しんでやっていた。
(2歳と小学2年生と小学6年生の男の子のママ)
「ママがお皿を洗うまでにこの問題を解く!」
「兄弟と競争する!」
など、時間制限や競争相手を設けると、子どものやる気を刺激するケースも多いです。
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罰則制ではなく、ご褒美制
つい言ってしまいがちなのが「宿題しないとおやつなしだよ!」という声がけ。
「この勉強終わったら、このおやつを食べよう!」と同じ意味でも、子どもが受ける印象は全然違うものです。
同じ声かけなら、勉強に対してポジティブなイメージを持ってもらえるようにしましょう。
夜できないときは…朝学習!
放課後は、友達と遊んだり、テレビを見たりしたいという子どもにおすすめです。
朝やる。5時起きして家庭用のワークを頑張っています。
その代わり、帰ってからは学校の宿題をすればあとは自由時間なのですからテレビを見たり自分の好きなことが出来ます。
(小学4年生の男の子と小学6年生の女の子のママ)
今すぐできる!やる気アップのコツ
すぐマネできるものばかり!
子どもの家庭学習のモチベーションを上げるために、先輩ママ・パパが工夫していたことを紹介します。
達成感を与える
丸付けを工夫して、可愛い花マルをつけたり子どもが好きなキャラクターのシールを貼ったりして達成感を感じるように工夫しました。
(小学5年生の女の子のママ)
達成できたことを目に見える形にすると、子どもも「がんばろう」という気持ちになります。
小さな成長に気づいて「できていること」を褒める
とにかく褒める!
できていないものを直すのではなく、できている字を探して「ここのはらい、めちゃうまいじゃん!」とか「この字は見本の字と同じくらいキレイ!」と言ってできた字に花丸をつけるというやり方をしています。だんだん丁寧に書くようになってきた気がします。
(1歳の女の子と、小学1年生と小学3年生の男の子のママ)
親としては、「早くできるようになってほしい」という気持ちから、できていないことばかり目に付いてしまうこともありますよね。
できるだけ、子どもができるようになったことに目を向けて、子どもの変化に気づけるようにしましょう。
家族で勉強タイムをつくる
1番効果があったのは家族全員で静かに何かをする時間(勉強)を作りました。
娘は勉強、私はパソコン業務、妻は読書。皆で静かに黙々とやれました。自分だけじゃなくて皆で一緒になにかやるというのが効果があったみたいです!
(小学4年生の女の子のパパ)
好きなキャラクターの文房具を使う
勉強の時に使う文房具に拘りました。好きなキャラクターのデザインだと大切に使ってくれて、勉強も頑張れるようです。
(小学1年生の男の子のママ)
兄弟で競争する
他の兄弟とみんなでスコアを競い合う風にし(もちろん、学年が違うので、それぞれにあった問題で)お菓子の賞品も用意しました。
(1歳と中学1年生の女の子と、5歳と小学4年生の男の子のママ)
あくまで”ゲーム感覚でやる”ことがポイントです。
(兄弟で優劣をつけて「お兄ちゃんはすごいね、あなたはダメね」というように比べることは控えましょう。)
やる気を維持する4つのルール
子どもが家庭学習をするときに、親はどんなことに注意すればいいの?
先輩ママに「子どもの家庭学習で気をつけること」を聞きました。
「勉強しなさい」はNGワード
勉強しなさいとは一切いわないことです。子供がやる気になるまで見守っていることです。親が口うるさく言うと逆にやる気が出ないと思います。
(小学6年生の男の子のママ)
「勉強を強制させられる」=「勉強は嫌なもの」という方程式を子どもに植え付けないようにしましょう。
子どもに聞かれるまで口出ししない
なるべく、本人が聞くまでは何も言わないです。
(小学4年生の女の子のママ)
「これ違うんじゃない?」など口を挟むと、子どももやる気がなくなってしまいます。
グッとこらえて、基本的には見守る姿勢でいましょう。
子どもが「自分で調べる」ことができるように
基本は本人の力で問題を解くのを見守るが、どうしても分からないときは、辞書などで自分で調べるよう促す。まずは調べるという行為を当たり前にできるように。
(小学1年生の女の子のママ)
集中力がないときは無理にやらない
どうしてもやる気が出なくてダメな時は、簡単なミスも多く悪循環になりやすいので、そういう日は思い切って勉強を切り上げさせてます。
(1歳と中学1年生の女の子と、5歳と小学4年生の男の子のママ)
まったくやる気がないときに勉強をさせても、お互いイライラしてしまうだけです。
家庭学習をする時間はどれくらい?
小学生の子どもの「1日に行う家庭学習の時間」を聞いてみると…。
(アンケート:「小学生の子どもの1日の家庭学習の時間は?」先輩ママ・パパ50人に聞きました)
1日の家庭学習の時間は、30分~1時間と答えたママ・パパが多数でした!学校の授業1時間分くらいの時間、家庭学習をしている家庭が多いです。
家庭学習におすすめの教材
先輩ママが、小学生の家庭学習におすすめの教材を紹介します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
市販のドリル・ワーク
教科書ワークというのを4月のはじめに買っています。
出版社別に選べるので授業と同じ流れでワークが進んでいくので使いやすいです。値段もほかの通信教材とかに比べてはるかに安いのでオススメです。
(1歳の女の子と、小学1年生と小学3年生の男の子のママ)
カスタムスタディガールはとにかく見た目が可愛くて女の子はそれだけでテンションがあがる。
中にスケジュールを書き込めるので手帳のようにデコって勉強の予定を立てたりできる。中もパステルカラーでかわいいので勉強の堅苦しい感じがなく、こどもが楽しみながら勉強してくれる。
(5歳と小学3年生の女の子のママ)
天才ドリルシリーズをお勧めします。
ゲーム感覚で出来るところとドリルの構成も1冊の中に優しいレベルから高難易まであり、子供のレベルに合わせて学習する事も出来ます。楽しみながら勉強ができる点が気に入っています。
(小学1年生の女の子と小学2年生の男の子のママ)
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ネットにある無料プリント
無料で問題をプリントできるサイト(ちびむすドリルなど)はおすすめです。全教科に対応していて、苦手な単元を復習することができます。
(小学5年生の女の子のママ)
遊びの延長で学べるグッズ
歴史マンガ、科学マンガ、偉人マンガなど小学生のうちによませると後々役にたちます。
(高校2年生の女の子と大学2年生の男の子のママ)
都道府県カードです。
ひとつの県に対して、1枚のカードになっていて、形や特徴などが書かれています。クイズ形式で勉強できるので、楽しく覚えることができました。
(小学4年生の男の子と小学6年生の女の子のママ)
スマホアプリ
学研のアプリはひらがなや漢字は指でなぞって練習できます。
Epic!はアプリ内で英語の本が読めますし、音声付きで読んでくれる機能もついているのでネイティブの発音を勉強できます。
(4歳と小学2年生の男の子と、小学4年生の女の子のママ)
通信教育
おすすめは進研ゼミです。子供心をうまくくすぐるような教材や、問題の出し方で、子供自身の好奇心を育んでくれるからです。
(小学1年生と小学3年生の女の子のママ)
ポピーを使っています。
割と簡単な内容なので一日一ページも無理なくできます。シールをためると金メダルがもらえるという目標で頑張っています。
(4歳の男の子と小学2年生の女の子のママ)
子どもが楽しく家庭学習に取り組めるよう、ママ・パパも工夫してあげてくださいね。