産後の里帰りする?期間は?準備や意外なストレス予防も
公開日:2019-12-04
| 更新日:2022-05-13
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産後の里帰りって実際どうなの?
いつからいつまでするのが普通?
里帰りをした先輩ママ50人に「里帰りのメリット・デメリット」、「里帰り期間」などを聞きました。
里帰り前の準備物や、意外なストレスも必読です。
産後、里帰りする人の割合は?
(アンケート:「産後に里帰りしましたか?」産後に里帰りをしたママ100人に聞きました)
アンケートに答えてくれた8割のママが「産後に里帰りをした」という結果に!
「初めての出産でわからないことだらけだった」「産後のダメージがつらく、実家の助けが必要だった」という理由で、産後の里帰りを選択する女性が多いです。
特に、実家との関係が良好で、初産だけど旦那さんのサポートを得るのが難しいというケースでは、里帰りしている方が多いです。
里帰りしたママの声
帝王切開だったこともあり、産後の傷が痛かったのも、周囲からも産後は寝ている方がいいと勧められていたので。
(1歳の男の子のママ)
初めての出産で子育てに不安なことが多かったので、親からアドバイスをもらいたかったため里帰りしました。
(1歳の男の子のママ)
里帰りしなかったママの声
パパの父性が生まれるのに時間がかかりそうだから。
新生児という一日一日違う変化と成長をパパと共有しにくいからです。
(0歳の男の子のママ)
いくら実家といえど結婚して家を出たら「何か違う…」と感じることもあり、少し気を使うから。
(0歳と4歳の女の子のママ)
産後の里帰りのメリットVSデメリット
メリット |
- バランスのよい食事がとれる
- 産後に体を休められる
- 育児を手伝ってもらえる
- 育児に集中できる
- 相談・話し相手になってもらえる
- 両親が孫と一緒に過ごせる
|
デメリット |
- 親とはいえ気を使う
- 旦那にすぐに会えない
- 父性が芽生えにくい
- 新生児の変化を旦那と共有しにくい
- 生活リズムが合わないことがある
- 親が口うるさいと感じることがある
- 家に戻ってからの育児が大変に感じる
- 役所の手続き等が面倒なことがある
|
里帰りは、メリットだけではありません。
「実家にいるとかえってストレスがたまる」という場合は、里帰りしない方も多くいます。
どうしようか迷ったら、産後の家事・育児を「どれくらいできるか」を夫婦でしっかり話し合うのがおすすめです。
里帰りするなら「どのくらいの期間が丁度いい?」
アンケート①
「いつから里帰りした?」
(アンケート:「産後、いつ里帰りをしましたか?」産後に里帰りをしたママ50人に聞きました)
アンケート②
「里帰りしていた期間は?」
(アンケート:「産後、どのくらいの期間里帰りしましたか?」産後に里帰りをしたママ50人に聞きました)
産院から退院後そのまま里帰りをして、産後1ヶ月~2ヶ月程度実家で過ごしたという方が比較的多いです。
「1か月健診で問題がないことを確認して、自宅に戻った」というママの声もありました。
産後は体がまだ本調子ではなく動くことも大変でした。赤ちゃんの1か月健診まで里帰りすることにしました。
(産後7日後に、3週間里帰りした2児のママ)
実家では「ノーストレスで過ごしたい!」
(アンケート:「里帰りをしたことでストレスを感じましたか?」産後に里帰りをしたママ50人に聞きました)
両親のサポートによって「回復と育児に専念できる」と思っていた里帰り。
しかし、意外な落とし穴があることも。
先輩ママの6割以上が「何かしらのストレスを感じている」という実態が浮き彫りに。
里帰りで感じた「意外なストレス」を聞いてみると…。
- 育児に対する考え方の違い
- 生活習慣の違い
- 赤ちゃんへの配慮がない
などが挙がりました。
どんなストレス対策をとっていたかも教えてもらいました。
親には、「5年前ですら母子手帳の内容は違う、だから余計なことは言わないで欲しい」と伝えました。
実母が自然派ママだったので、標準医療についてやワクチンのこと、離乳食の事など細かく伝え、資料なども渡し、小言を言われないように対策しました。
(3歳の男の子のママ)
当然のように生活リズムが違うのでイライラすることが多かったです。
夜の頻回授乳や寝かしつけでほぼ徹夜状態だったのに毎朝母が起こしにくることが苦痛でした。
新生児期は生活リズムこちらに任せてほしいと伝えました。
(3歳の女の子のママ)
朝から遠慮なく物音を立てる、赤ちゃんが隣の部屋にいるのにテレビの音量を下げない、食事時間を強要してくる、など親の無配慮がストレスでした。
あらかじめ親にお願いしておくとか、リビングから遠い部屋を子ども部屋にするなど、親のなかなか生活習慣は変えられないので自分で工夫する方が早いと思います。
(1歳の男の子のママ)
親と喧嘩をしないために「事前相談しておくとよいこと」
- 里帰りする期間
- 生活費をいくら渡すか
- 育児のサポート範囲
- ママと赤ちゃん用の部屋を確保できるか
などを事前に決めておくとよいでしょう。
いつまでいるの?とならないように、里帰りする期間を親とも夫ともよく話し合いをしました。
(0歳の男の子のママ)
その他、近くにベビー用品を買える店や、小児科病院があるかの確認も事前にしておくとよいでしょう。
里帰り前の「準備するもの」リスト
≪必要なものリスト≫
- 母子手帳
- 保険証
- 通帳・キャッシュカード
- ママの着替え(下着・パジャマ等)
- 赤ちゃんの着替え
- 哺乳瓶
- 最低限のオムツセット
- 抱っこ紐
- 授乳クッション
- おくるみ
≪あると便利なものリスト≫
- ベビーカー
- 搾乳器
- オムツ用の消臭ごみ箱
- スキンケア・メイク用品
- 来客時に着る洋服
- 使い慣れた枕
- カメラ
≪無理に持っていかなくてもよいものリスト≫
- 大量のベビー用品
- 暇つぶしグッズ(本・ゲームなど)
近くにベビー用品を買える店がある場合は、現地調達でもよいでしょう。
また、「時間があるときは寝たかったから本は必要なかった」という声もありました。
里帰りしないなら「どうやって乗り切る?」
里帰りしなかった人は、産後の忙しい時期をどのように乗り切ったのか聞いてみると…。
- 家事は後回しにした
- 便利グッズ・サービスを最大限活用した
- 親に来てもらった
などが挙がりました。
赤ちゃんが寝ている時は私も一緒に寝て、家事は後回しにしてました。
慣れてくると優先順位がわかってくるので、初めから全部完璧ないいお母さんにならなくていいと思います。
(0歳の女の子と2歳の男の子のママ)
大人の食事はグリーンコープなどを利用して宅配サービスでの買い物にしたり、料理の時短のためオイシックスを利用したりしました。
(0歳の男の子のママ)
産前に市の子育てサポートや有料サービスなど登録したり調べておくのも大事です。
(4歳と6歳の男の子のママ)
私は産後の1ヶ月間をたまに親を家に呼んだりして、少し子どもを見てもらいその間に買い物をまとめ買いしにいったりして乗り切ってました。
(2歳の女の子のママ)
夫婦喧嘩をしないために「事前相談しておくとよいこと」
- 家事分担
- 育休を取得できるか
- 産後の不安定な時期の接し方
夫と相談していたことは家事の分担についてです。
食事をどうするか、買い物、洗濯、ゴミ捨てなどは夫に行ってもらうことを確認しておくこと。
家事ができなくなることを考えて、時短家電(衣類乾燥機や掃除ロボット)の購入について相談しておくと良いと思います。
(4歳の女の子のママ)
育休の有無なども調べておいてもらう。
(4歳と6歳の男の子のママ)
産後はとにかくそっとしておいて欲しいし、気持ちもピリついたりイライラしがちなのであまり干渉せずいて欲しいと伝えていました。
(0歳と4歳の女の子のママ)
産後を無事に乗り切るために!
産後を乗り切るために、先輩ママにアドバイスをもらいました。
コツはとにかく1人で頑張りすぎないこと。
周りの助けてくれる人に頼ることだと思います。
しんどい時は少し赤ちゃんをみてもらって気分転換できる時間が貰えると育児に向き合うのも大分楽になります。
(小学2年生と小学5年生の女の子のママ)
大切なのは、ママにとってストレスなく赤ちゃんの育児ができること。
先輩ママの声を参考に、産後に里帰りするかどうか、両親や旦那さんとよく話し合って決めてくださいね。
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