中間反抗期がひどい!言うことを聞かない5歳~小学生への対応のコツ
公開日:2019-11-06
| 更新日:2022-09-07
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中間反抗期とは、5歳~小学校低学年の頃に訪れる反抗期のことで、2~3歳頃の「第1次反抗期」と思春期(小学校高学年~中学生)の「第2次反抗期」の間に訪れます。
第1次・第2次反抗期よりは激しくない傾向がありますが、原因はどれも同じです。
自分で考えて行動したいという気持ちが強くなるため、親からの指示に対して反抗的な態度をとってしまうのです。
そんな中間反抗期のあるあるエピソードや「原因」や「接し方のコツ」を紹介します。
「中間反抗期」の子どもの対応で疲れているママ・パパは必読です。
中間反抗期がひどい…一体なぜ?
実は、中間反抗期は“子どもの成長の証”ともいわれています。
この時期の子どもが反抗する一因として、
「自分自身で考えて行動したい!」
という気持ちが強くなってきていることがあげられます。
だからこそ親の指示に対して、「僕・私はこうしたいのに!」と敏感に反応してしまい、それが「反抗的」に見えることが多々あります。
ママ・パパが「うちの子の中間反抗期がひどい…」と悩んでいる場合、子どもはもしかしたら人一倍「自分でやってみたい」という心を持っているのかもしれませんよ。
「育て方を間違えたかな?」とか、「親のこと嫌いなのかな?」と悩まなくていいです。
親が世界の全てでは無くなって、友達から聞いたことや先生から聞いたことをよく吸収するようになった証拠だと思います。
(8歳の女の子のママ)
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中間反抗期の特徴
- 口答えをする、へりくつを言う
- 反抗的な態度で、素直に言うことを聞かない
- 外ではいい子
- 本当は甘えたい
イヤイヤ期とは違い、ある程度は理由をつけて、言うことを聞かなくなるような感じです。
自分があまりよくないことをしているなというのは自分でも分かっているようです。
(小学1年生の女の子のパパ)
【体験談】ひどい中間反抗期に「正直、疲れました」
中間反抗期がひどかったときの子どもの様子を聞いてみると、
- 逆ギレする
- 物にあたる
- 暴力をふるう
- 暴言を吐く
- 家でだけ反抗的な態度をとる
などの様子が多くみられました。
子どものひどい反抗に疲れ切ってしまったママ・パパは多いようで…。
ゲームの時間をなかなか守れずに、時間になって「もうやめなさい」と注意すると、「うるさい、もうしゃべらないで」とよく逆切れしていました。
(3歳と4歳と6歳の男の子のママ)
自分の思い通りにいかないことがあると、大声を出したり、物を投げたり何かに八つ当たりをしたりしていました。
(6歳の女の子と小学6年生の男の子のママ)
幼児の時は叩いたり蹴ったりされていました。
(4歳と小学1年生の男の子のママ)
長男の場合、6歳のときの反抗期がひどかったです。
幼稚園に行こうと言っても布団から出ることがなく、私に対して「クソババア」と暴言も投げかけてきました。
(3歳の女の子と小学2年生の男の子のママ)
親の対応次第で「もっとひどくなってしまう」ことも…
ママ・パパの対応のしかたによっては、中間反抗期が悪化してしまう場合もあります。
例えば、「〇〇はダメ」「なんでできないの?」「何度言ってもわからないんだから」のような否定的な声掛けをするのはやめましょう。
「〇〇しようね」「〇〇してくれたらママは嬉しいな」「〇〇した方がみんな喜ぶよ」などのポジティブな声掛けをするとよいです。
中間反抗期の子どもは、親に反抗しながらも、まだまだ甘えたい時期。子どもの成長の証と捉えて、反抗的な態度も押さえつけずに広い心で受け止めてあげましょう。
ただし、子どもの言いなりにならないように注意が必要です。
子どもが悪いことをした場合は、叱らずに、“どうしてそれが悪いことなのか”をしっかり伝えてあげてくださいね。
子どもが興奮している時に、怒鳴りつけてしまうと逆効果で余計に逆上してしまうことが多いです。
子どもが落ち着いている時にやってはいけないこと等の話をすると、意外とちゃんと聞いてくれました。
(6歳の女の子と小学6年生の男の子のママ)
【体験談】こんな話し方がおすすめです!
中間反抗期の子どもへの「接し方で気をつけたこと」を教えてもらったところ…
- 「子どもだから」と決めつけない。子どもの話をしっかり聞く。
- 「命令」より「依頼」、「否定」より「共感」を心がける。
- 愛情は変わらず注ぎ続ける。
この3ポイントを意識している先輩ママ・パパが多いです。
まずは、感情的にならず、子どもの話を冷静に聞いてあげましょう。
「子どもの言うことは未熟で間違いが多い」と決めつけず、子どもの話をよく聞いてあげることが大事かな、と思います。
子ども自身が「自分の意見を大切にしてくれている」とわかると、反抗的な態度も徐々に落ち着いてくるように思います。
(小学3年生の女の子のママ)
「ママは痛い事されたら嫌だよ」と自分の気持ちを子供の目線になって伝えたり、頭ごなしに怒らないなど気をつけました。
(小学生2年生男の子のママ)
甘えたいときには甘えさせてあげると、精神的にも落ち着いたようです。
(小学3年生の女の子のママ)
反抗期でも、子どもはまだまだママ・パパに甘えたい時期です。愛情はしっかり伝えてあげましょう。
女の子にはこう対応した!
きちんと、赤ちゃんではなく一人の女の子として大人となるべく同じように丁寧に接することを心がけました。
(5歳の女の子のママ)
女の子なので言葉選びに気をつけました。
ひどい言葉を使っていると、なんでも母親の言葉のの真似をして言い返すようになります。
(2歳の男の子と、4歳と小学1年生の女の子のママ)
女の子は口が達者で、大人のような言葉をつかって反抗してくることもあります。
子ども扱いせず「自分とは違う考えを持っているひとりの人間」として接してみましょう。
男の子にはこう対応した!
本人に任せてみて、失敗しても自分で何とかするんだよ。というスタンスでいると親も心に余裕ができてよいと思います。
子供はいつまでも親の物ではないという事です。
(小学4年生の男の子のパパ)
うまくやれた時とか、自分で着替えてくれたり、お手伝いしてくれた時などは大袈裟なほど褒めています。
(5歳の男の子と小学1年生の女の子のママ)
「そんなことやったら失敗しそう…」と親が手を出しそうな場面でも、子ども自身が「やりたい」と思っていたら、一度挑戦させて、見守ってみましょう。
ママ・パパ自身のイライラ対策も大事!
いくら子ども相手とはいえ、口答えや反抗的な態度をとられるとイライラしてしまいますよね。
そんなときは、こう対処!
先輩ママの「イライラ対策方法」を聞いてみました。
気持ちを吐き出す時間をつくる!
私は人に頼ってみたら、解決する事ができなくても、気持ちが楽になりました。
自分だけでどうにかしようとせずにパートナーと相談、先生と相談する事がいいと思います。自分だけでと思うと、限界がありますし、心も折れます。
(小学1年生と小学4年生の男の子のママ)
キチンと自分を褒める!
今日できたことをして、自分を褒めてください。
私は自分が今日できたことをメモして自己肯定感を保っています。
(小学3年生の女の子ママ)
中間反抗期は「いつになったら終わる?」
(アンケート:「お子さんの中間反抗期はいつまで続きましたか?」先輩ママ・パパ50人に聞きました)
子どもの中間反抗期は一体いつまで続くのでしょうか。
早いと6歳頃にはおさまったというママ・パパが多かったです。
ただし、9歳以降も中間反抗期が続いたという声もあり、個人差があるといえます。
「いつかは終わる!大丈夫!」先輩ママのアドバイス
成長の過程なので、自分の気持ちや感情を素直に親にぶつけられる安心があればこその反抗期だと思います。
人生のなかでの反抗期は重要な時期だと今になって思います。大丈夫です。
(中学3年生のママ)
ママだって人間なので疲れると思いますし、時には強く怒ってしまうこともあると思います。
そんな時は自分を責めず、そんな日もあると割り切ることが大事だと思います。
その日の最後にきちんと愛情が伝えるように接すれば、関係も崩れないと思います。
(小学1年生の女の子ママ)
子どもの成長に必要な中間反抗期。
親も一緒に成長していけるいい機会と捉えることもできます。
イライラしてしまうこともありますが、できるだけ大きな心で受け止めてあげましょう。
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